ファンの存在が近くにあるから気が引き締まる
── ドラマのキャッチコピーは、仕事とプライベートに悩みを抱えている人たちにエールを、とのことでしたが、草川さん自身にエールを与えてくれる存在とは?
草川さん:ファンの方たちです。昔も今もずっと変わらず、常にエールをもらっています。もちろん自分が好きでやっている仕事ですが、ファンの方たちがいなかったら続けられてきたかなと思うくらい、切っても切り離せない存在です。
ありがたいことに交流の場もあるので、うれしいことは共有して落ち込んだときにはそっと寄り添ってもらったりして。
ファンの方の存在が近くにあるからこそ、期待を裏切っちゃダメだと気を引き締められるし、みんなの生活が豊かになるように彩ってあげたいと思うようになってます。
── 超特急としてグループで活動しているときとソロでの活動では心がけに違いなどはありますか?
草川さん:良くも悪くもありのままでいるようにしています。
周りに迷惑をかけないように自分らしくのびのびとありたいというのが僕の理想です。現場では周りの人にもそうあって欲しいし、自分自身もそうあるべきだと思っています。
グループでいるときは、メンバーに甘えちゃう部分も正直あるけれど、グループの活動もソロでの活動もどちらも好きなことなので楽しく取り組めています。
楽しい気持ちを大切にしたいので、グループのときとソロのときと線引きせず、強いて言うなら変えないことを意識しているかもしれません。
PROFILE 草川拓弥さん(超特急)
俳優、モデル、ダンサー。1994年生まれ、東京都出身。2022年の出演作はドラマ「みなと商事コインランドリー」、映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』など。メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」タクヤとしても活動中。
取材・文/タナカシノブ スタイリスト/東正晃 ヘアメイク/Mashino