秋の味覚であるきのこの製造・販売でおなじみの株式会社雪国まいたけ。きのこのおいしさがぎゅっぎゅっと詰まった「きのこスープ」のレシピを、Twitterで発信したところ、2万いいねを超える反響が!きのこスープの旨味を最大限引き出すおいしさの秘密を“中の人”に伺いました。
きのこの旨みが凝縮される裏技とは?
雪国まいたけが発信した「きのこスープ」のレシピは至ってシンプル。オリーブ油(もしくはごま油)大さじ1/2でたっぷりのきのこを炒めて、水400ml、鶏ガラスープの素大さじ1/2、醤油小さじ1、おろしにんにく小さじ1/2を加えます。煮立ったら、中火で5分煮て塩・こしょう各適量で味を調えるだけ。
雪国まいたけのレシピでは、まいたけ1パック、ぶなしめじ1/2袋、3等分に切りほぐしたえのき1/2袋を使用。ただし、きのこの量や種類はお好みで変えても構いません。マッシュルームやエリンギもおすすめです。スープから漂うきのこの香りがたまらない!
“中の人”によると、きのこの旨味を逃さずにおいしくスープを作るコツは「煮込む前にきのこを焼くこと」だそう。
「きのこの90%は水分なので、焼いて水分を飛ばすと旨みが凝縮されます。水分を飛ばしすぎるとパサパサになってしまうので、弱火でじっくり火を通して、表面に焼き色をつけてください。これをするだけで、グッと美味しさが増しますよ」
これは、スープ以外にも鍋やみそ汁などでも応用できるそう。
「そのときのポイントはきのこを最初から入れること。水を沸かす60〜70度の段階で旨みが抽出されるので、沸騰してからではなく、水の段階から入れてくださいね」
ヘルシーで何杯もおかわりしてしまいそうなスープですが、余ったらアレンジしても美味しくいただけます。たとえば、きのこスープパスタや、溶き卵を入れてにゅうめんと食べるのも相性抜群。きのこは水溶性食物繊維でスープにも栄養が含まれるので、スープや汁物などと食べるのがいいそうです。