「胸を挟まず痛くない」乳がん検診「ドゥイブス・サーチ」発見確率も高精度

1年に一度は受けてほしい

── 受ける頻度はどれぐらいで受ければいいのでしょうか。

高原先生：
厳密に言うと、確実に保証できるのは半年に一回という海外の研究結果が得られています。

しかし、実際に半年おきではあまりに短いため、1年に1回と話しています。

── どうやって受ければ良いのでしょうか。注意点はありますか。

高原先生：
ウェブ検索で対応している病院を選んでいただき、そこで予約してください。検査は約15分で、予約検査ですから、病院に滞在しなくてはならない時間は1時間あまりです。食べ物の制限もなくて、検査着になって、MRIに乗るだけ、肌を見せることも痛みもないです。

マンモグラフィーは痛くてやりたくなかったけど、我慢して受けてきたという人が多くいます。乳房に炎症がある人はマンモグラフィーを受けたら卒倒するほど痛い人もいるんですね。痛みがなく受けられることは大きいと思います。