いよいよ年の瀬も押し迫り、なんとなく気忙しい日々です。3世代同居のわが家の年の瀬、大掃除事情についてお送りします。

「大掃除は暖かくなってからします」と宣言

義父母と同居を始めてからしばらくのあいだ、年末になると私はそこそこ真面目に大掃除に勤しんでいました。

 

今の仕事と比べて家にいる時間が多かったこともありますが、年末になると、時間のある義父母がせっせと家じゅうのあちこちを掃除し始めるので、同居嫁の立場としては自分も動かざるを得なかった、という事情があります。

 

おせちを作ったり、これもなぜか私の仕事となってしまっている義父母の年賀状作りに追われたり。ドタバタしながらなんとか水回りのタイルにこびりついた水垢をヤスリで擦ったり、窓ガラスを拭きあげたりと大掃除らしいことをしていました。

 

しかしここ数年、わが家の年末事情は変わりつつあります。

 

私の仕事が忙しくなり、いよいよ大掃除にかける時間と体力が底をつき始めました。

 

戦力になるはずの夫は仕事柄、年末年始は繁忙期でほとんど家にいません。

 

そんなとき、ふと目にした「大掃除は無理して年末にしなくてもいい!寒いなか掃除をするより、暖かくなってからのほうが汚れも緩みやすくておすすめ!」という趣旨のネット記事。

 

よくぞ言ってくださった!と、当時の私は激しく感銘を受けました。

 

そう、ただでさえクリスマスから年末年始まで慌ただしい日々、わざわざ寒さに震えながら大掃除をするよりも、春休みなど気候の良いときにまとめて掃除をしたほうが効率的に違いありません。

 

そんなわけで、相変わらずせっせと大掃除をしている義父母に、「2階(若夫婦世帯のスペース)の大掃除は暖かくなってからにします!」と宣言したのが数年前。

 

それ以来、私は大掃除に関しては少々のお手伝いをする程度にとどめ、以前よりは余裕のある年の瀬を過ごせるようになりました。

 

おせち作りに忙しそうな私の様子を見ている義父母も文句は言えないし、これは素晴らしい方針だ、と大満足でした。