「楽しそうな自分」を見つけてくれた人がいた

── Twitterの開設は2017年5月ですね。それから定期的に投稿されたんですね。

 

むぴーさん:
はい。投稿を続けていたら、フォロワーさんが増えていきました。連載していた育児サイトにも掲載されたりして、今度はその漫画を見てくださった別の編集部の方から「うちでも連載しませんか?」とお声がけいただいたんです。

 

最初は自分からアピールしたわけですが、その後は「楽しそうなこと」をしていたら、誰かが自分を見つけてくれた!という感じです。それで仕事が広がっていったのはありがたかったですね。

「次男くんが生まれたばかりの頃のエピソード」その1。むぴーさんのTwitterより
「次男くんが生まれたばかりの頃のエピソード」その2。むぴーさんのTwitterより

── Twitterのフォロワーは、現在9万人を超えていますが、こんなふうに増えた大きなきっかけは何かあったのでしょうか。

 

むぴーさん:
「こどもができて知ったこと」という4ページの落書きをアップしたときに、それだけで17万くらい「いいね」をいただいて、フォロワーさんもたくさん増えました。その後、少しずつ増えていくなかでそれまでの投稿を書籍化するお話を出版社の方からいただきました。

約17万いいねを集めた「子供ができて知ったこと」その1。むぴーさんのTwitterより

無理はしない、徹夜もしない

── まだ小さな3人のお子さんとの毎日で、いったいいつ仕事をしているのでしょう?

 

むぴーさん:
長男は小学1年生ですが、長女は幼稚園の年中さんで、1歳の長男はいつも私と一緒にいるので、日中は仕事をする時間がほぼありません。だから、朝起きて夫が出勤するまでの30分から1時間と、夜に夫が帰宅してから私が寝るまでの30分くらいで仕事をしています。

 

もちろん締切りが近いときは夫に子どもの面倒を見てもらって仕事をしますが、仕事のために夜遅くまで起きないように心がけています。深夜11時には寝るし、徹夜は絶対にしません。自分のキャパシティを越えそうな状態のときは無理に仕事を受けないように気をつけています。

 

── 徹夜はしない、無理はしないと決めているのはなぜですか?

 

むぴーさん:
育児や家事のための元気がなくなるからです。去年、長女が幼稚園に入園してから次男が生まれるまでの3か月だけ、家に私一人だけになったことがあったのですが、それ以外は、よほどのことがない限りは子どもが家にいる状態でしか仕事をしたことがありません。

 

子どもがそばにいて仕事ができているのは、多分、私の絵がすごくシンプルというか、省エネでパパっと描けるような絵なのでなんとかできているのかなと思っています。