映画『DC がんばれ!スーパーペット』(公開中)で声優に初挑戦した市川ぼたんさん。
愛らしい笑顔の裏側に、驚くほどのストイックさを秘めている市川さんが、次に挑戦したい声のお仕事とは?
自分に厳しくなるのはお客様に楽しんでいただきたいから
── 父・海老蔵さんからは「自分を甘やかしていい」と言われるほど、自分に厳しい一面があるとのことですが…。
市川さん:
日本舞踊でもドラマでも、そして今回の声優のお仕事でも、なかなか納得できないんです。
自分に納得できなくて泣いてしまうこともありました。自分が納得したものをお客様に楽しんでいただきたいという思いがあるからかもしれません。
だからこそ、お客様の拍手やドラマの感想をいただくと本当にうれしいですし、「もっとがんばろう」という力にもなります。お客様の拍手を聞くと、緊張していた気持ちがすーっと和らいでいきます。
── しっかりした印象がありますが、スーパーペットたちのようにドジな部分はありますか?
市川さん:
実はたくさんあります。言葉にするのは難しいですが、わかりやすいのはいろいろなところにぶつかることかな(笑)。
お父さんにも弟にも「もう少し近くのものをちゃんと見て!」と言われます。ぶつかるのは痛いし、恥ずかしいので、こういうドジは直したいと思っているのですが、なかなか直らなくて困っています。
お父さんの足を踏んでしまうこともよくあります。お父さんはサンダルを履いていることが多いので、かなり痛がっています(笑)。