「学校に任せきりでなく親が教えてあげる」必要あり!
この調査結果をさらに細かくみてみると、学校や勤務先で金融教育を受けたことがある人の正答率は、受けていない人よりも高い結果も出ており、金融教育は効果的であることもわかります。
調査結果のなかで「金融教育を行うべき」と回答した人が71.8%だったのに対して、実際に「金融教育を受けた」と認識している人の割合は7.9%。
金融教育のニーズに対して実態は全く対応できていないことも浮き彫りになりました。
前述した通り、高校の家庭科のなかで金融教育をするといいましたが、あくまで従来の家庭科の授業のなかで、少しだけ金融商品を紹介する機会が設けられた程度。十分な金融教育とは言い難いのです。
そこで、重要なことは学校に任せるのではなく、家庭で金融教育をする心構えを親が持つことでしょう。大変そうに思えますが、そこまで難しいことをやる必要はありません。