仕事が思うようにいかず、悩みを抱えることってありますよね。7月3日に放送された『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日系)では、くりぃむしちゅー・上田晋也さんが若手芸人の悩みに回答。その言葉に共感の声が集まっています。
先のことより目の前のことに全力を尽くす
お笑い芸人・もう中学生さんから「どういうお気持ちでお仕事には臨まれているんですか」と質問を受けた上田さん。上田さんは「ただその日できる全力を尽くすだけだよね」と回答しました。その流れから、芸能界で長く売れ続けるための持論を展開します。
上田さんは「芸能界で長く生きていくためにはどうしたらいいですかね」と後輩から言われることもあるそう。そんなときには、「自分が20年30年、芸能界でやっていける才能あると思う?」と質問し返しているといいます。
上田さん自身はどうかというと「ないと思うから。20年30年やっていける才能は。だからそんな先のことは考えてない」ときっぱり。
このことは、一般的な仕事の考え方にも活かせそうです。将来のことばかりを考え、今全力を尽くしていなかったら、成果は生まれないかもしれませんね。
他人と比較するより「昨日の自分と比べる」
上田さんの持論を聞いて、マヂカルラブリー・野田クリスタルさんが「もっと上を目指すほうがいいのか、もうちょい力を抜いてテレビを出続けられたらいいなと思ってる部分もある」と相談。
それに対してはくりぃむしちゅー・有田哲平さんが「この人を抜いてやるとか、この人に勝つとかいうのが、ちょっと違くない?」と回答しました。
そこに上田さんも「よく芸能界ってさ“イス取りゲーム”だ、みたいな、あの人がいなくなったからそのポジションをって言うけど、俺はそれがピンとこないんだよね」「ものすげえかっこいい言い方をすると、昨日の自分と比べたほうがいいよね」とアドバイスしています。
これにはネット上でも「マジで良い言葉だと思う」「一見簡単そうだけど実はものすごく難しいことを続けられるからこそ、ずっと一線でいられるんだろうな」といった声が上がっていました。
学ぶためには「学べる環境に飛び込む」
上田さんの金言をたくさん取り上げましたが、相方の有田さんも『有田ジェネレーションYouTube』で若手芸人に対してのアドバイスを残しています。
お笑い芸人の納言・安部紀克さんは、仕事がなくなってきて「なんか、わかんなくはなってますね…」とお笑いがわからなくなっていることを相談。
これに対して有田さんは「古い考えっちゃ古い考えだけど、やっぱ触れてったほうがいいと思うよ」「日ごろからなんかやっぱり、なんか面白い人と一緒にいるとかさ、なんかちょっとうるせえ先輩といるとか」と、学びがある場所に積極的に飛び込むことを提案。「そのほうが良いと思うよ。そしたら逆に本番が楽になるから」と語っています。
有田さんの考え方には安部さんも「確かにそうやって常に触れてたら、楽っちゃ楽ですよね」と、納得したようにうなずいていました。
仕事で悩んだときは、くりぃむしちゅーの二人の言葉を参考にしてみてはいかがでしょうか。
文/内田裕子 ※画像はイメージです
参照/有田ジェネレーション YouTube「納言の安部は芸人として生きていけるのか…相方・幸も悩む「安部」問題に切り込む!」https://www.youtube.com/watch?v=QjrB3T38RU8