育児中のSNS投稿がバズるケースは多々ありますが、最近ではSNSを活用して漫画家デビューをしたり、ビジネス展開する人も珍しくなくなってきました。今話題の芸子さん(@geiko_tumu)もそのひとり。芸子さんが多くの人に支持される理由の一つが「大変な育児を笑いに変えるセンス」。それはイヤイヤ期を題材にした漫画にも現れていました。
失敗は許されない…間違った対応は命取り
親の忍耐力が試される魔のイヤイヤ期。「いつ終わる?」とググりながら、出口の見えない状況に心をすり減らしているママやパパたちは多いはず。
かくいう芸子さんも、そんなイヤイヤ期の対応に長年悩まされてきたといいます。
「長女のつむは産まれた頃から自己主張が強く、イヤイヤ期もなかなか手強かったんです。
暴れ出して手がつけられないというわけではないのですが、基本的に気難しくて、ずっと眉間にシワをよせているような感じで…。
イヤイヤ期も長くて、もうすぐ5歳になりますが、最近になってようやく落ち着いてきた感じですね」
一度泣き出したら、ジ・エンド。何をしても無駄なため、心を無にして自然に怒りがおさまるのを待つしかない…。イヤイヤ期のお子さんを育てる親御さんたちなら、想像にかたくない光景です。
「対応を少しでも間違えると、いっきに怒りが爆発して手がつけられなくなるので、どんな対応をするのが正解か、常に考えながら行動していました。
ある日イヤイヤ泣きが収まった娘が、泣きじゃくりながら差し出してきた手の形が、きつねの手の形に見えたんです。なので、コンコンと、きつねのポーズで返したのですが、残念ながらハズレでした(笑)」
「ちゃう!」と言われて、ドキリ。再び怒り出すかとひやっとしたものの…。
なんと、「きつねさん」ではなく、「指切りげんまん」のポーズが正解でした!
「きっと、どこかで指切りげんまんのやり方を覚えてきたんですよね。このあと指切りげんまんをしたら、無事落ち着いてくれました。
イヤイヤ期が長くて大変なことも多かったのですが、こうやって思い返すとほっこりします」