メジャーなものからマイナーなものまで「健康習慣」はたくさんあります。子どものころから当たり前のようにやっていた健康習慣が、実は自分の実家だけの〝ローカル健康習慣〟だったと気づいたママたち…くすっと笑えるお話をお聞きください。

 

小学校にも定着した「掛け声ラジオ体操」(ひとみさん/47歳/パート)

 

PIXTA/カミジャ

 

子どもの頃のわが家では、健康法といえばラジオ体操でした。当時は祖父母と同居をしていたので、物心ついたころから一緒にラジオ体操をしていました。 うちの祖父はとにかく元気な人で、真冬でも上半身は裸のまま庭に出て、毎日のラジオ体操と乾布摩擦が日課でした。体が弱かった私は、体を鍛えろという祖父に勧められるままに、毎朝早起きをして一緒に体操をしていました。 小学生になって、授業でラジオ体操をしたとき…驚きの事実を知るのです! 私が祖父に教えてもらったラジオ体操は、大きな声で「い~ち、にぃ、さん、しぃぃぃ~」とカウントをとりながらやるのが必須でした。 幼稚園のころは、私が声を出し始めたら周りもつられて声を出していたので、全く違和感は感じなかったのですが…小学校に入ると皆に笑われてしまい、恥ずかしくて恥ずかしくて。 でもなぜか校長先生には絶賛され、うちの小学校では「ラジオ体操はみんなでカウントしながらする」決まりになってしまいました。この歳になっても、同窓会でネタにされて笑われています。