■変動金利の特徴
変動金利は借入期間中に年2回金利が見直され、その都度変動するというのが特徴です。
今後景気の上昇と共に金利も上昇した場合、それが反映するため払う金額も増えてしまうというリスクがあります。 ・変動金利のメリット 変動金利は固定金利に比べ、金利が安く設定されています。
そのため、もしも今後借入期間中に金利の上昇が無かった場合には、トータルで払う金額も少なく済みます。 ・変動金利のデメリット ゼロ金利政策が解除されるなどして、金利が上昇すればそれに伴い支払う金額も増えてしまいます。
借入当初に計画していた返済金額が、将来的にひょっとしたら大幅に変更せざるを得なくなってしまうという可能性もありえます。
■変動金利の種類
変動金利にも種類があり、それぞれの特徴も違ってきますので注意が必要です。 ・変動金利型 年2回金利が見直され、その時によって金利が変動する。
金利が上がれば月々の返済額も上がるし、金利が下がれば返済額は下がる。 ・上限金利特約付変動金利 年2回金利が見直されるのは同じだが、上限が設定されておりその上限を越える事は無い。
通常の変動金利よりも上限が設定されている分リスクは低いが、その分はじめに設定される金利は少し高くなる。 一見すると固定金利よりも金利は安くなっているため、安心してしまいがちですが、今後景気の上昇やゼロ金利政策の解除などによっては一気に金利が上がってしまう可能性があるので注意が必要です。
■まとめ
固定金利と変動金利ですが、考え方は人それぞれですよね。
楽観的に捉えれば始めから金利の安い変動金利を選んでしまいがちですが、将来的にもしも金利が上昇したらと考えると、固定金利を選んだほうが良いのかもと思ってしまいます。
多少高い金利を支払って安全・安心を取るか、多少のリスクを取ってでも安い金利を選ぶかは、実際に借入する方次第となってきますよね。
一番良いのはこまめに金利をチェックしておき、その都度どうするかを考えて行動するという事ではないでしょうか。
せっかく手に入れたマイホームですので、住宅ローンが払えなくなってしまったなんていう事にならないように、決める際には慎重になってくださいね。