子どもの不満は思春期に吐き出させるべき!?
教育費格差については「仕方ない」という声が多く見られます。ではどうすれば不公平感を解消できるのでしょうか? 昨年9月に放送された『ウワサの保護者会』(NHK)は、“きょうだいへの平等な接し方”を紹介していました。
きょうだい全員が「平等に接してもらえてる」と感じるためには、子どもと2人で過ごす時間を作ることが大切。家事などで忙しい中でも、話やスキンシップに答えてあげると子どもはとても安心します。
また思春期には、子どもが不満を発散できる機会を持ったほうがいいかもしれません。親として反省していることを伝えて、「わだかまりを残さないように、『本当はもっと言いたいことがあるんじゃないかな?』と聞く」「『きょうだい不平等に感じたこともあるかもしれないけど、仲良くしてほしい』と丁寧に説明する」といったアプローチを取ると子どもの不満を聞き出せるそうです。
きょうだいは全員が大切な存在。教育費などの様々な違いを、不平等だと思われないように接したいですね。
文/河井奈津