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■おかかにひと手間加えよう

高級な削り節はそのままご飯にかけてもおいしくいただけますが、安めのものだと風味にかけたり、雑味がしたりすることもあります。 しかし安い削り節にひと手間加えると、のり弁にぴったりなおかかふりかけが出来上がります。 鍋に削り節に日本酒としょうゆ、砂糖を加え、煮込んでいきます。水分がなくなってしっとりした状態になったら、おかかふりかけの完成です。 のり弁に利用する場合はご飯の上におかかふりかけを敷き詰め、その上にのりを敷くだけです。しょうゆをふりかける必要はありません。 甘辛いおかかふりかけはのりとの相性もぴったりで、いつもとはひと味違うのり弁を楽しめます。 のり弁だけでなく、ご飯との相性も抜群です。こんにゃくやタケノコなどと一緒に合わせても、おいしくいただけます。1週間程度日持ちするので、多めに仕込んでおくと、いろいろ活用できます。

■家にある材料で作れる絶品のり弁

のり弁は家にあるかつお節やのりで簡単に作れるメニューですが、合わせるしょうゆ油やご飯にひと手間加えると、高級なのり弁に変身します。 お米を洗い、通常どおりの水と小さじ1のお酒を加え、ご飯を炊きます。しょうゆとみりんを大さじ1ずつ混ぜ合わせます。 ご飯が炊きあがったら、お弁当箱にご飯を半分程度に詰め、かつお節を敷きつめます。のりにしょうゆとみりんの合わせダレを塗り、かつお節の上に載せます。 その上にもう一度ご飯を敷き詰め、塩昆布を乗せます。さらにその上にのりを2枚敷いたら完成です。 お米にお酒を入れることで、冷めてもふんわりとしたご飯を楽しめます。また、みりん入りのしょうゆはのりの風味を増してくれますので、おいしさがアップします。 塩昆布を入れることでうま味がアップしますので、普段ののり弁が豪華な味わいへと変化します。 のりも普段使いのものでなく、青のりが入っているグレードアップしたのりを使うと、さらにおいしく仕上がります。 のり弁はのりが水分を吸い込むので、お弁当に詰めるとふたにくっついてしまうこともよくあります。しかし、のりを2枚敷くことでご飯からの湿気を吸い取ってくれるため、お弁当箱のふたにのりが引っ付かなくなります。

■アレンジのり弁

のりとかつお節だけでも十分においしいのり弁ですが、少しアレンジを加えることで、いろいろな味を楽しめます。 サケを焼いて細かくほぐし、かつお節としょうゆ、いりごまと混ぜ合わせます。お弁当箱にご飯を詰め、その上に混ぜ合わせたサケを敷き詰めます。 のりにはけでしょうゆを塗りの上に敷いたら完成です。焼きザケをぜいたくにまるまるひと切れ使った、ぜいたくのり弁です。 いつもののり弁ののりをとろろ昆布に帰ると、あっさりしたのり弁に仕上がります。お弁当箱の半分程度にご飯を詰め、かつお節を敷き詰めます。その上にご飯を入れ、とろろ昆布を敷き詰めます。 しょうゆを回し入れ、のりを手でほぐしながら上からかければ完成です。とろろ昆布の風味を楽しみたければ、のりはかけなくても大丈夫です。

■まとめ

時間のないときやおかずのないときに役立つ便利なのり弁。いろいろな具材とのトッピングを試して、「わが家のオリジナルのり弁」を見つけてみては。