家族が増えるたびに一緒に増えていくのが衣類や靴。衣類は収納ケースを増やせば良いですが、備え付けの靴箱では収納できる数が限られているため、靴が収納しきれないこともあります。下駄箱に入りきらなくなった靴を玄関にそのまま置いていると、見た目も悪いので、なんとかうまく収納したいと頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は靴の収納術について、ご紹介します。
■まずは靴を見直すことから
下駄箱にはたくさんの靴が収納されていますが、すべての靴を毎日のように履き替えている人は少ないのではないでしょうか。
仕事用の靴やお気に入りの靴、履く頻度の高い靴などに分けると、普段履いている靴は3足ほどで収まるものです。
下駄箱を有効活用したいなら、まずは履く頻度の高い靴とそうでない靴を仕分けし、めったに履かない靴は箱にしまうなど、工夫が必要です。
特別なときに履く用の靴やコーデに合わせて履く靴は、靴箱に入れておき、他の収納場所にしまっておくようにしましょう。 また、下駄箱に靴を入れたままにしていると、古くなったものやあまり履かなくなったものがそのままになり、無駄なスペースを作っていることも考えられます。 子どもの靴であれば、サイズが小さくなったものや、あまり気にいっていない靴をしまったままにしていることもあるでしょう。 捨てるのはもったいない、いつかは履くかもしれないと思って保管していると、下駄箱が不用品のたまり場になっていることもありますので、定期的に下駄箱の中を見直す必要があります。 子ども靴の場合は半年以上、大人の場合は1年以上履いていない靴は履く機会がほとんどないので、箱に入れて保管するか、廃棄することを考えましょう。
■2倍の靴が収納できるシューズホルダー
靴を重ねて収納することで、下駄箱を有効活用できる便利なシューズホルダー。最近では100円ショップでも販売されており、利用している人も多いかもしれませんね。 このシューズホルダーを利用して1足を反対に向き合わせて重ねることで、倍近くの収納が可能になります。
2段重ねになるため、ヒールの高すぎる靴やソールの高いスニーカーなどは利用できませんが、パンプスや子供靴、サンダルなどはシューズホルダーで収納できます。 シューズホルダーだと靴が出しづらいからイヤだという人は、アクリル仕切り板や100円ショップで販売されている食器用のラックを利用しましょう。
靴を2段に重ねて収納できるので、シューズホルダーのように取り出しにくいことはありません。ただし、ある程度棚の高さが必要になるので、重ねる靴を選んで収納する必要があります。突っ張り棒を平行に2本渡しても、同じような効果があります。
■下駄箱でも役立つ突っ張り棒
下駄箱収納で活躍するのが突っ張り棒です。下駄箱に突っ張り棒?と思うかもしれませんが、ヒール部分を突っ張り棒にかけることで、パンプスを上手に収納できます。
男性用の靴でもソールの高さがあるなら、突っ張り棒を活用できます。 また、突っ張り棒とシューズハンガーを利用すると、靴を縦置きにすることができますので、かなりの靴を収納することが可能です。 ヒールの低いパンプスや、フラットシューズなどをそろえてかけておくと、見た目にもキレイに収納することができます。