20190510jitensya01

以前から乗りなれている自転車でも、子どもを乗せていると思うように運転できず思わぬ事故に繋がってしまうケースも。今年から自転車での送迎を始めたパパママも多いと思いますが、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

 

安全に子どもを乗せるには?


今年4月に消費者庁は、子どもを乗せた自転車の転倒に注意を喚起。同庁によると幼児用座席付自転車は通常の自転車よりも重く、さらに子どもを乗せるためバランスを崩しやすいというリスクがあります。

 

事故の対策として消費者庁は、「乗車前に、子どもに必ず自転車用のヘルメットをかぶせ、乗車後はすぐにシートベルトを着用させましょう」「停車中も転倒するおそれがあるので、子どもを乗せたまま自転車を離れたり、目を離したりしないようにしましょう」「前後の幼児用座席に子どもを2人乗せる時の転倒防止のために、『乗せる時は後部から前部の順、降ろす時は前部から後部の順』を守りましょう」といった注意点を列挙。以前から度々言われている基本的なことですが、今一度再確認した方がよさそうです。

 

実際にネット上では、「子どもを乗せながら猛スピードで坂を下ってる自転車を見た時はゾッとした」「スーパーで買い物してると、たまに子どもを自転車に乗せっぱなしで放置している人がいる」「ノーヘルの子どもをおんぶしながら自転車に乗ってるママさんを見たけど、“怖い”って思わないのだろうか…」などの体験談が。また「基本的なルールを守れない人も結構見かける」との声も寄せられていました。

 

安全に自転車を運転するためには、幼児同乗の基本的なルールをおさらいしておくことも大事。例えば「普通の自転車に子どもを2人乗せている人を見かけた」との報告もありますが、この行為はNG。警視庁が公開している「自転車の正しい乗り方」によると、一定の安全基準を満たした「幼児2人同乗用自転車」でなければ子どもを2人乗せてはいけません。