■夫が望むこと

家庭では夫は定位置を欲しがる傾向があるのだそうです。例えばテレビの前に座ったり寝転がるためのスペースが自分専用だと嬉しいようです。 もし子供がいても、そこは空けておいてあげるようにするとご機嫌で過ごせるかもしれませんね。 食事も変わり種よりも定番メニューを愛する傾向があるそうです。男性は女性よりも変化への適応度が低いという説があるそうなので、同じものを好むのはそのせいかもしれません。 夫が家にいる時間は少なくても夫のためのスペースは確保してあげましょう。そうすると帰ってきたいと思うようになるはずです。 また、夫は仕事の苦労を言わなくてもわかってほしいと思っています。帰ってきたら何かいつもと様子が違うと思ったら、プレゼンや大事な契約がある日だったりすることがあります。 しかし自分から仕事のことをペラペラとしゃべるのが苦手なため、妻に今日あったことを聞いてもらったりするのが嬉しい傾向にあるそうです。聞き上手を心がけるといいかもしれませんね。 自分の趣味についても理解と尊重を求める人がいます。趣味に時間とお金をつぎ込む夫を見ると、つい家族のために使ってと言いたくなる人もいるかもしれませんが、 それをすると機嫌が悪くなってしまうので放置しておくのがベターという意見がありました。 夫が喜ぶこととして妻がキレイであることを挙げる人もいました。自分はだらしない姿で過ごしていても、妻が下着でうろついていると怒る人がいるそうです。 寝癖まみれの頭でいても妻の髪型には注文をつけるなど、 なんだかわがままなような、かわいいような要求をする人もいました。夫が望むことのすべてに答えられるとは限りませんが、知っておいて損はないかもしれませんね。

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■ いろいろなトリセツをヒントにしましょう

トリセツという名前の歌が流行して随分経ちますね。流行したのは彼女の気持ちを表す歌でしたが、夫のトリセツがあるとしたら、みなさんはどのようなものを記入するでしょうか? ご紹介したように夫の扱い方は人によって異なります。他人の夫の取扱説明書が自分の夫にも使えるとは限りません。 しかし、 いくつか見ていると共通点がつかめる可能性もあるのではないでしょうか?これはと思う取り扱いテクニックを組み合わせて、自分の夫に適したテクニックにカスタマイズしましょう。 そうすればより精度の高い取扱説明書ができあがるはずです。 相手の対応に対して何か不満を感じることは少なくありません。ですが本人を変えるのは難しいです。何か言って通じなければ相手が理解しやすいような言い方に変えてみたり、相手がプラスの気持ちになりやすいような言葉を選んでみたりすると夫の対応が変わってくるかもしれませんね。 相手がいつも怒ってしまう、悲しそうにしてしまうというようなことが頻発するのであれば、妻が夫の取り扱いテクニックを読んでみるタイミングなのではないでしょうか。 夫の取扱説明書という言葉を失礼だと思う人もいるかもしれませんが、こうした遊び感覚で夫の扱い方を探ってみるのもよい経験になりますよ。みなさんもぜひ夫の上手な取り扱いテクニックを考えてみてください。