■作品そのものを保管する
家の中に収納場所があるならダンボールやビニール袋に入れて保管するのがよいでしょう。衣装ケースなどを用いても良いですね。 子供の作品は1年ごとにたまることが多いと思います。保管する箱を1年おきに分けてしまっておいてもよいですし、袋などで仕切ってから大きなケースに入れても便利そうです。 子供の絵などの飾れる作品はインテリアとして用いてみても思い出深いものになります。飾る場所はトイレや玄関先など、いつでも目に触れるようなところにしている人がいます。 絵を保存するなら額縁を買ってくると高級感が出ますよ。額縁は100円ショップなどでも販売されています。少し工夫するだけでかなりオシャレになるのでセンスがある人は挑戦してみてはいかがでしょうか? 作品保存に便利なアイテムもショップで販売されています。限られたスペースを利用するためにもこうした収納グッズを利用したいところですね。 作品を保存するためのファイルは収納にとても役立ちます。画用紙がそのまま入る大きさのファイルを選べばいろんな物が収納できます。 中にポケットなどが付いている商品であれば DVDや CD といった媒体をまとめて保存することができ、場所を選んで保管しておけば劣化を防ぐことも可能です。 クラフトボックスの作品の収納に便利なアイテムです。平たくて高さのないタイプのものを購入するとベッドの下やソファーの下などのデッドスペースを活用できます。 子供部屋にまとめて置いておいてもよいのではないでしょうか?
■どうしても捨てるなら
このように子供の作品を保管する方法はたくさんあります。ですが引っ越しなどでどうしても処分しなければならないという状況も訪れますよね。 とはいえ、子供の作品は一般的な不用品とは異なり思い出の詰まったものです。容易には捨てられないという人も多いのではないでしょうか?そういう人にはお焚き上げを利用してみることをおすすめします。 お焚き上げは儀式の一種で、どんど焼きとも呼ばれます。故人の遺品や人形など思いのこもった品物には気持ちが宿るとされています。ですから昔から炎の力で品物を浄化し、天井に返す儀式が行われてきたのです。 子供の作品も大変気持ちがこもったものですのでお焚き上げの対象になります。縁起が悪いものではありませんよ。 お焚き上げをするならお寺や神社にお願いする方法と専門の業者に依頼する方法があります。
お寺や神社でお焚き上げをする場合、比較的安価でできることが多いです。料金は気持ちだけの御札を納めるだけでよいからです。 神聖な場所で浄化することによってお焚き上げをした人が利益にあずかることもできると言われています。場所によってはお焚き上げを受け付けてくれない品物もあるので注意しましょう。 お焚き上げ専門業者ならほとんどの品物を受け付けてくれます。ただし料金は割高です。 思い出のこもった品物を処分するには大変なことですし、保管にも工夫が必要になります。さまざまな手段を用いて後悔のないようにしましょう。