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赤ちゃんの乳離れは成長する上で重要なステップです。ある程度大きくなったら離乳食の準備を始めたいところですね。 離乳食を与える際に手作りをする新米ママが多いと思いますが、子供に何を与えてよいのか迷うことはありませんか? 離乳食の時短テクニックと、手軽に作れて新米ママに人気の離乳食レシピをご紹介します。

■離乳食の時短テクニック

離乳食のレシピを覚える前に、離乳食を短時間で作れるようになる時短テクニックの基本を知っておきましょう。時短テクニックの応用で離乳食そのものを簡単に作れるようになります。 まずはフリージングです。 離乳食を毎回作るのは大変なので、あらかじめたくさん準備しておき、小分けにして冷凍するテクニックを知っておくと便利ですよ。 冷凍に使う容器はふた付きの製氷皿や 離乳食コーナーで売られているフリーザーパックが適しています。早く冷凍するコツは1回分をなるべく薄く成形することと、金属のトレイを用いることです。金属のトレイに冷凍するための容器をのせてから冷凍庫に入れると急速に冷凍できます。 離乳食によく使う「うどん」は生のものを買っておき、袋を開けないまま包丁で一食分ずつ切れ目を入れます。 そのまま冷凍すればパキパキと折って使えますよ。 解凍して赤ちゃんが食べやすい大きさに刻んでから煮込みましょう。 食パンも細長く切ってから冷凍保存します。使う分だけ折って水煮、ミルク煮にできます。 離乳食を作る際にあると便利なのがハンディブレンダーとミキサーです。茹でた野菜を赤ちゃんに与えるにはよくつぶしてあげなければなりませんが、それらの調理器具があると簡単に食材をペースト状にできます。 調理器具を使えば普通の「おかゆ」を一瞬で10倍がゆにすることも可能です。離乳食を与える回数が増えれば徐々に食材を粗く潰すようにしてみましょう。 赤ちゃんの離乳食にはおかゆを用いるのが基本ですが、赤ちゃんは少しずつしか食べてくれませんよね。 おかゆだけを用意するのは手間ですので、大人用のご飯と一緒に炊いてしまいましょう。 作り方は簡単で、大人用の米をセットしたら真ん中に深めの耐熱容器に入れた赤ちゃん用のお米をセットして炊飯するだけです。水の量が正確なら赤ちゃん用のおかゆがすぐに完成します。 炊飯器に野菜を一緒に入れておくと茹でる工程を省略することができます。完成した茹で野菜を潰してあげるだけで離乳食が1品できますのでとても便利です。 ほかにも耐熱容器と電子レンジをセットで使えば簡単に離乳食を作れます。電子レンジは火を使わないのでもし赤ちゃんがキッチンに入ってきてしまっても安心です。 炊飯器を使って離乳食を作る要領で、野菜を鍋で重ね煮をしても離乳食が作れます。やり方は鍋の底に少し塩を振って、野菜を重ねたらまた少し塩を振ってから鍋にふたをし、30分から40分程度弱火で蒸し煮するだけです。 蒸し野菜はそのままミキサーにかけても離乳食になりますし、スープやおかゆなどアレンジ自在の食材です。大人用の料理にも使えるので便利ですよ。