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■リバランスの行い過ぎも、デメリットが大きい

投資に対して興味がない場合、投資信託はほったらかしの状態になりがちです。一方で、投資に対して興味・関心が強い場合、必要以上にその内容をチェックしてしまうケースがあります。 もちろん、自分自身の資産状況を確認するのは、とても大切なこと。チェックするだけであれば問題はありませんが、バランスの崩れを気にするあまり、あまりにも頻繁にリバランスを行うのも、オススメはできません。 なぜならリバランスには、何らかのコストがかかってしまうものだからです。リバランスを何度も行えば、その分投資コストがかさむことにつながります。コストばかりを増やすのは、賢い投資手法とは言えませんから、このあたりにも注意しましょう。

■リバランスの手間を最小限にするためには?

投資に対して苦手意識がある場合には、リバランスの手間を最小限にするため、バランスファンドへの投資を選択するのもオススメです。 バランスファンドは、投資する資産を分散することで、ファンドそのもののリスク回避を行っています。このバランスが、自分自身のポートフォリオと近いところを選択することで、ファンドが自動でリバランスを行ってくれる仕組みが完成します。 投資初心者にとっても、非常に大きなメリットだと言えるでしょう。

■まとめ

投資信託をスタートしよう!と思ったときには、まず実際に運用を開始するまでが、非常に重要なステップとなります。そこを超えると、「ほっと一安心」なんて方も多いのかもしれませんね。 プロに運用をお願いできる投資信託は、自分自身の手間を最小限に出来る投資手法として人気を集めています。とはいえ、定期的なチェックは必要となります。自分自身の資産に興味・関心を持つ意味でも、忘れないようにしましょう。