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子育てをする上で「子どもはできるだけ、本を読んだ方が良い」というフレーズを聞いたことはありませんか?とはいえ具体的な効果やメリットが見えなければ、子どもに読書を勧めるのは難しいのかもしれませんね。 読書は子どもの発達に良いと言われるものの、具体的にどんなメリットが期待できるのでしょうか。子どもの能力を伸ばしたい!と思ったときに、知っておきたい読書の強みを紹介します。

■さまざまな能力を多角的に伸ばせる

読書が子どもに与える影響は、非常に大きいと言われています。日々の読書習慣がきっかけとなり、刺激される子どもの能力には、以下のようなものがあります。 ・集中力


・読解力


・想像力


・作文力


・知識力


・語彙力 本の世界に没入しているとき、子どもは集中状態になります。好きなストーリーの世界に対して、非常に高い集中力を発揮してくれることでしょう。 本を読み、その内容を正しく理解するためには、読解力や想像力が必要とされます。またさまざまな形の文章に触れることで、自分で文章を作る力や世の中のさまざまな知識、これまでに触れたことがない言葉に触れ、その意味を知るということにつながります。 読書のすごいところは、これらの能力を一気に伸ばしていけるところです。勉強しているという自覚がないまま、楽しんで能力を伸ばしていけるという点が、読書の最大のメリットだと言えるでしょう。