■幼稚園や保育園との違いとは?
認定こども園を子どもの預け先の候補に入れる場合、気になるのが幼稚園や保育園との違いについてです。 認定こども園に通う場合、子どもがどの認定で通うことになるのかが重要なポイントとなります。1号認定や2号認定の場合、「保育認定」として通うことになりますから、これまでの「保育園生活」のイメージと大きく変わることはないでしょう。 子どもが3号認定の場合「教育認定」として通うことになります。これまで幼稚園で取り組んできたような、「教育的な要素」が、日々の環境に組み込まれることになります。 幼稚園との違いについては、これまでよりも長時間預けられる環境が整うという点が挙げられます。またさまざまなタイプの子どもが同時に過ごすことになり、戸惑いを感じるような場面もあるかもしれませんね。
■認定こども園を選ぶメリット・デメリット
幼稚園でもなく、保育園でもなく認定こども園を選ぶメリットは以下のとおりです。 ・様々なタイプ・年齢の子どもたちと、一緒に過ごすことで社会性が身につく
・保育と教育の両方を提供してもらえる
・子育て支援の側面も持っており、頼りやすい 一方で、忘れてはいけないのがデメリットについてです。 ・両親の就労状況によっては、入園が後回しにされる可能性がある
・希望の園を選べない可能性もある
・まだまだ新しい制度で、施設ごとにその実態が大きく異なっている これまでは別に管理されていた、保育と教育。その両方を一度に提供してもらえることが、認定こども園の最大のメリットだと言えるでしょう。しかし両方を兼ね備えているからこそ、戸惑いや不便さが発生してしまう可能性もあります。 メリットとデメリット、自分にとってはどちらの方が大きくなりそうか、慎重に見極めることが大切です。
■まとめ
子どもの預け先に悩むママたちは、決して少なくありません。こうした状況をなんとかするための対策の一つとして、新たに誕生したのが認定こども園です。 幼稚園や保育園との違いも踏まえて、子どもにとってベストな預け先を選択してみてくださいね。子どもの能力を伸ばすために、不可欠なポイントだと言えそうです。