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■苦手な人ほど、対応は丁寧に

ママ友付き合いがスタートすると、ときには相手を選んでいられないということもあります。子どもの交友関係や、役員関係、ご近所関係によっては苦手な人とママ友付き合いをせざるを得ないような場面も存在しています。 ママ友付き合いにおいては、「苦手な人ほど距離を置きたい!」と思うのが自然な反応です。とはいえ、「挨拶をしない」「話しかけられても無視をする」など、マナー違反な対応をするのは、避けた方が無難です。 「苦手だな……」と思う気持ちは、相手の元に届きやすいもの。そしてその感情が、トラブルの原因になってしまうこともあります。 大切なのは、「この人は苦手だな……」と思う相手ほど、丁寧な対応を心掛けるということです。仲良くする必要はありませんから、感じの良い挨拶と必要な連絡だけは忘れないようにしましょう。 苦手な人とでも、ある程度うまくやっていけるはずです。

■「聞く力」を育てよう

「ママ友ともっと仲良くなりたい!」という場合でも「必要最低限の相手と、適度な距離感で付き合っていきたい」という場合でも、重要なのは相手の話を聞く力を身につけるということです。「なかなか会話が弾まない!」なんてときでも、聞き上手に徹することで、スムーズなコミュニケーションを楽しめる可能性も高くなります。 聞き上手のママは、自然にママ友も増えやすいもの。そして、自分が話す側にあまり回らないことで、トラブルを引き寄せるリスクも小さくできます。 円滑なママ友付き合いを楽しみたい!と思ったときには、ぜひ相手の話を聞くスキルを養ってみてください。

■まとめ

世の中には、ガッツリとママ友付き合いを楽しむ方もいれば、トラブルが怖い!なんてイメージを抱き、ママ友付き合いに消極的な方もいるのかもしれませんね。 しかし、深刻なトラブルにさえ気を付けていれば、ママ友とは、非常に心強い存在です。同じ時期に子育てに取り組む仲間同士、助け合えるような場面も多いことでしょう。 トラブルメーカーのママ友というのは、実際にはそれほど多いわけではありません。付き合う相手を選び、適度な距離感を心掛けることで、トラブルに遭遇する可能性は、ぐっと低くすることができます。 今回紹介したママ友付き合いのコツも頭に入れて、ぜひ明るいママ友生活を送ってみてくださいね。