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■介護事務

介護事務は、介護施設の受付やレセプト作成などの事務作業、介護に関する各種手続きを行う仕事を指しています。医療事務や調剤薬局事務と同様に、専門的な知識が必要となる事務の仕事で、その資格に注目する方も増えてきています。 介護施設の数は近年増加傾向にあり、高齢化が進んでいく中で、今後もこの傾向は続いていくと考えられています。仕事ができる場所が多いということで、資格取得に向けて積極的に動く方も多くなっているのです。 介護事務の資格も民間資格となっており、介護事務の仕事をする上で絶対に必要というわけではありません。しかし事務の仕事は女性を中心に人気であり、介護事務の仕事をする上で、専門知識が必要であるという事実があります。結果として、適切な知識・技術を身につけていることを証明できる、資格取得者が有利という状況が出来上がっています。 介護事務の民間資格には、以下のような種類があります。 ・ケア クラーク®


・介護事務実務士®


・介護事務管理士®


・介護報酬請求事務技能検定 どの資格においても、学ぶ内容についてはほぼ同じです。資格を取得するまでの学習方法や費用に違いがあるので、自分に合ったものを選択しましょう。

■まとめ

未経験の世界に飛び込んで転職しよう!と思ったときには、やはりそれなりに努力が必要となります。「資格を取得する!」というのも、そうした努力の一つです。資格試験で必要な知識・技術を身につけられるのはもちろんですが、転職のために前向きに努力したという点が、高い評価につながる可能性もあります。 医療や介護系の事務のお仕事は、勤務先が多く選びやすいことや、勤務日・勤務時間が安定しやすいことで人気が高くなっています。転職希望者も多くなりやすいため、自分自身の能力を積極的にアピールすることが大切です。 医療事務・調剤薬局事務・介護事務の3つの資格にも、ぜひ注目してみてください。まず資格を取得することで、その後の道も開けるのかもしれませんね。