調べもののために「社内ツールの整備」を求めている人が多数
次に「仕事で調べものをしていて、時間を取られてしまっていると思いますか?」と聞きました。「思う(とても思う・やや思う)」と答えた人の割合は62.9%。
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また「思う」と回答した人のうち、調べものに時間を取られることを「ストレスに感じている」と回答した人の割合は75.4%です。
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「調べものに時間を取られている」と感じる理由を調査すると、57.6%の人が「新しい知識を多く必要とする業務のため」と回答。他には「知りたい情報が一箇所にまとまっていないため」(56.4%)、「知りたい情報がどこにあるか把握できていないため」(32.4%)などの意見がありました。環境が整備されていないことが原因で、「調べものに余計な時間を取られている」と考える人が多いようです。
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「仕事中に調べものをする上で職場に望むこと」を尋ねたところ、TOP3は「社内ツール・システム関連の整備」(34.3%)、「社内の情報共有体制の整備」(34.0%)、「情報収集の時間」(24.3%)となりました。
平均1.6時間も調べものに使われている現状を、厚生労働省が算出した時給に換算すると日本全体で1日約1057億円が「調べもの」へ支払われていることに。生産性向上が急務となる中、ツール導入などで「調べもの」の時間を減らす工夫が必要になるかもしれません。
■調査概要
年齢:20~50代
地域:全国
属性:会社員(正社員)
回答者数:1000名
文/原田美咲