ハーバリウムに続くお花のアレンジとして人気が上昇中なのが、刺繍枠を使ったフラワーアレンジ「カレイドフレーム 」です。2018年にもCHANTO WEBで「
」として紹介しましたが、その後「フローティングプレート」という透明なプラスティックの板を使うアレンジも登場し、花が宙に浮いているような魅力的な作品が作れるようになりました。今回は、そのフローティングプレートを用いた作品の作り方をご紹介します。
フローティングプレートを使うと透明感のある作品が簡単に作れます。光を通すので、窓際に飾るインテリアとして最適!アレンジにはいくつか種類があります。
枠の手前側と奥側に一枚ずつフローティングプレートを貼り、その間にお花を閉じ込めたものは、標本のような不思議な雰囲気に。
押し花を2枚のプレートで挟んでフレームに貼り付ける方法だと、飾った際に花びらが光に透けとてもきれいです。
もちろん普通のカレイドフレーム のようにプレートの上に造花を貼り付けても。立体感のある作品になります。
次のページでは、誰でも簡単に作れる方法をご紹介します。
フォローティングプレートで!透け感が魅力なカレイドフレームの作り方
今回はこれからの季節に飾りたくなる、押し花を使ったカレイドフレームの作り方をご紹介します。ぜひ好きな色の押し花を組み合わせて作ってみてくださいね。
ブルーの押し花カレイドフレーム の材料
カレイドフレーム (15.5cm)、フローティングプレート(2枚入り)
▲押し花、ボンド、ピンセット
カレイドフレーム 、フローティングプレートは株式会社サンセイから発売されていて、手芸店やネットで購入できます。押し花も手芸店やネットショップでセット売りさせれているものがあるので使うと便利です。 このほか、プレートを接着する際に使う柔らかい布と厚めの本を用意しておきましょう。
ブルーの押し花カレイドフレームの作り方
STEP1フローティングプレートの1枚に押し花を並べてレイアウトを決めます。
STEP2押し花の裏にボンドを少しつけ、プレートに貼り付けます。強く押しつけると花が壊れるので優しくつけましょう。
STEP3プレートの端に2、3mm幅でボンドをつけます。つけすぎると2枚目のプレートを上に重ねた際にはみ出てしまうので少量を薄くのばすように。つまようじを使うと便利です。
STEP4もう1枚のプレートを上から重ね、貼り付けます。
STEP5STEP4で重ねたプレートの上に柔らかい布、本を置き2、3時間放置し、しっかり貼り合わせます。
STEP6プレートが完全にくっついたら、フレームのネジをゆるめ内枠を外しボンドを薄く塗っていきます。
STEP7内枠にプレートを載せ貼りつけます。
STEP8
ボンドが乾きプレートが完全に内枠にくっついたら、外枠にはめてネジを締める。
段階ごとで乾かすのに少し時間が必要ですが、それ以外の作業時間としては1時間ほど。作りたいイメージをあらかじめ考えておくと作業が進めやすくなります。ちょっとした空き時間などを使えばあっという間に完成します。 4月末には7.5cmの小さいフレーム用のプレートも発売されるそうで、そちらを使うとまたかわいらしい作品が作れそうです。ぜひ、これからの季節にぴったりな涼やかなカレイドフレームを楽しんでみてくださいね。
問い合わせ先 株式会社サンセイ http://www.ss-sansei.com/
取材・文/阿部祐子