■代表的な日本茶の美味しい淹れ方
煎茶を淹れるときは急須にティースプーン2杯程度の茶葉を入れましょう。茶葉が細長くとがっている上級煎茶の場合は、80℃のお湯を前もって湯のみに移しておきます。普通煎茶は直接ポットから急須にお湯を注いで構いません。 湯冷ましができたら急須に湯のみのお湯を注ぎ、30秒ほど抽出します。必要な個数の湯のみに均等に注ぎ分けて最後の一滴まで絞りきるのが美味しい淹れ方です。 新茶を淹れるなら一人当たりティースプーン2杯程度の茶葉を使いましょう。香りを楽しみたい場合は80℃程度、風味を味わいたいなら70℃程度のお湯を湯冷まししてから急須に入れます。 40秒ほど待って抽出が終わったら急須を軽く2~3回ほど回します。煎茶と同様に最後の一滴まで均等に注ぎ分けましょう。 玉露を淹れる際はまずポットのお湯を60℃に設定します。お湯を湯のみに注いだら次に急須に移し入れ、そのお湯を別の湯のみに移して湯冷ましします。 ティースプーン3杯ほどの茶葉を急須に入れて、先ほどのお湯を注ぎます。抽出時間は2分とります。抽出が終わったら最後の一滴まで均等に注ぎ分けます。 玄米茶はティースプーン2杯程度の茶葉で、95℃のお湯を直接急須に入れます。30秒程の抽出時間で十分ですが濃い味にしたい場合は少し長めにします。均等に注ぎ分けて終わりです。 このようになじみ深い日本茶にもそれぞれの特徴と適した淹れ方があります。参考にしてみてください。