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キッチンなどに設置されているケースも多い、床下収納庫。貴重な収納スペースの一つですが、実際には「何を収納すれば良いのかわからないまま、なんとなく無駄にしてしまっている……」なんて方も多いのかもしれませんね。 床下収納庫を上手に活用するためのコツは、いったいどこにあるのでしょうか。収納するのに適しているアイテムや、実践したいテクニックを紹介します。

■床下収納庫の特徴

床下収納庫の特徴は、ずばり「床下に設置されている」ということです。床に設置された扉を開けて、「床下に抜ける」ようなイメージで使用することになります。 室内の気温などの影響を受けにくい一方で、「地面に近い」ことから湿気による影響が気になりやすい場所でもあります。「漬物」などの保管場所として活用する方も多いのですが、実際には、長期保存するとカビが気になってしまうケースも少なくありません。 床下収納庫を上手に活用するためには、しっかりと湿気対策した上で床下収納庫での保管に適したアイテムを選んで入れておく必要があります。

■収納に適したアイテムとは?

では具体的に、床下収納庫に適したアイテムには、どのようなものがあるのでしょうか。「何を入れれば良いのかわからない!」と悩んだときには、以下の例を参考にしてみてください。 ・飲料や調味料のストック


・長期保存ができる食材のストック


・買いだめした生活用品


・キッチンに関連するアイテム


・掃除用具 飲料や調味料のストックは、ある程度の「高さ」もあり、どこで保管しておこうか悩みがちなもの。床下収納をストック場所と決めておけば、「あれ?買ったはずのお醤油、どこにしまったっけ?」なんてトラブルも発生しません。 食材のストック場所としてもオススメですが、基本的には、缶詰や瓶詰のものなど、長期保存ができるアイテムを中心に考えてみてください。 生活用品が安売りのときには、買いだめしたくなる方も多いことでしょう。床下収納なら、こんなアイテムもまとめて収納しておけます。「タコ焼き器」や「土鍋」など、使用頻度が限られているキッチン用品も収納できます。 最後の掃除用具は、汚れが気になりやすいキッチンにおいて、欠かせないもの。「なるべく人目に触れない場所に置いておきたい!」と思ったときには、ぜひ床下収納を活用してみてくださいね。

■湿気対策の方法とは?

床下収納に何を保管するとしても、大切なのは湿気対策です。余計な湿気を取り除き、トラブルを予防するための方法としては、以下のようなものがあります。 ・除湿剤を使う


・新聞紙を敷く どちらも手軽な方法ですから、ぜひ実践してみてください。もちろん併用するのもオススメです。 また、定期的に床下収納を開けて、中の様子をチェックすることも重要です。新聞紙が湿っていたり、除湿剤がなくなっていたりする場合には、早めに交換しておきましょう。