お礼に謝罪、退職の挨拶など様々な場面で活躍する“菓子折り”。渡し方などのマナーも複雑で悩む人も多いですが、“社内の異動”の場合はどうでしょうか? ネット上では「“前の部署”と“次の部署”のどちらに菓子折りを持参すべきか」についてお悩みの声が上がっていました。

社内で異動する場合も菓子折りは必要?


とある事務職の女性は、「部署異動が決定したのですが、菓子折りをわたすかどうか迷っています」とお悩みのようす。転職ではなく社内の異動なので、菓子折りは気を遣いすぎではないかと考えています。また、元の部署と次の部署のどちらに菓子折りを渡すべきなのかも迷っているよう。

 

挨拶のマナーでお悩みの女性に対し、「元いた部署に渡すべき」といったアドバイスが多く上がっています。「お世話になったお礼」など、理由も上がっていたのでご紹介しましょう。

 

「異動元に菓子折りは必要。たとえ社内でも、お世話になったお礼は必要だと思います」


「今後のことを考えたほうがいいかも。前部署の人と一緒に働く機会もあるだろうし、大人として菓子折りをあげるべき」


「渡さなくて『渡した方が良かった』と後悔するより、思い切って渡すほうがいいのでは?」


「職場内でも礼儀は大事ですよ。節目には、しっかりお世話になった感謝を伝えなければいけません」

そもそも菓子折りは必要ないという人も


少数派ながら「異動先に渡すべき」といった声も上がっています。

 

「菓子折りを持参したら、新しい部署の人が『礼儀正しいね』と褒めてくれた」「これから新しく人間関係を構築するのに、菓子折りを持って行かないのはどうかと思う」「印象が変わるかもしれないし、持って行かないよりは持って行った方がいいでしょ」「お礼じゃないから本格的なものはいらないけど、軽いお菓子くらいはあるといいよね」といった意見が見られました。

 

中には「お茶菓子を持って行ったら、新しい部署のメンバーと一緒に食べることに。おかげですぐに馴染めました」といったエピソードも。

一方で、“社内の異動に菓子折りは必要ない”という意見も。“異動先に菓子折りは必要ない”派の人からは、「『よろしくお願いします』の一言だけで充分」「異動してきて突然菓子折りを渡されるのはちょっと重い…」といった意見が上がっています。

 

また“異動元に菓子折りは必要ない”とする人は「たとえ礼儀だとしても、そこまで気を遣う必要はないはず」「今どき部署異動くらいで菓子折りはちょっとやりすぎじゃないかな」と主張。「たかが社内での異動に菓子折りは大袈裟」という人も多いようです。