考えすぎないから人間関係も気楽
夫婦関係にも、転勤族ならではの“あるある”が潜んでいます。ある女性によると、「夫婦喧嘩しても行くところがない」「知らない土地だから遊びに行くところもないし、知り合いもいないので、喧嘩しても落としどころを考えられるようになった。喧嘩を長引かせない努力をしています」とのこと。「色々なことを夫婦2人だけで乗り越えてきたので、絆は強い方じゃないかと思う」と、転勤族ならではの関係性を語りました。
他にも、意外な共感を集めていたのが「カーテンに困る」というエピソード。家によって窓のサイズが異なるため、「新しい家だとカーテンのすそが余っても気にせず使う」「毎回カーテンを買い替えるのが地味にイヤだ…」「前のカーテンが次の家ではピッタリかもしれないから、歴代のカーテンを捨てられない」などの経験談が上がっています。
転勤族の妻が“メリット”として多くあげるのが、「人間関係に気を遣いすぎない」点です。「どうせすぐいなくなるんだから、と思ったらママ友とも気軽に話せる」「イヤな人と会っても『短い縁だから』と前向きに考えられます」と肩の力を抜けるよう。「全国に友達ができるから楽しいよ」と、頻繁な引っ越しをポジティブに楽しんでいる人も。しかし中には「“せっかく仲良くなってもすぐに別れる”と思うと友達になる気がしない」という人もいるので、捉え方次第で友人関係は大きく変わるのかもしれません。