■言い訳が多い

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仕事でミスをするたびに、言い訳をする部下もいます。めったに言い訳をしない社員なら聞いてあげる気持ちにもなれますが、毎回となるとうんざりしてしまうこともありますよね。 ひと言「言い訳が多い」といえば終わるかもしれませんが、それだけではただ言い訳をするのをやめるだけなので、何が悪いのか本人が気づかないこともあります。 言い訳が多い部下は責任感が足りないため、責任感を持たせる必要があります。誰かに責任をなすりつけることができないよう、一人でできる仕事を任せてみるのも一つの方法です。 一人の仕事を任せた場合でも言い訳をする場合、逆にスケジュール管理なども全て任せて自分一人でやらせてみると良いでしょう。 逃げ道を全て断っておけば、言い訳することはできません。言い訳することより、なぜそうなったのかが分からないと、部下も成長することができませんので、うまくコントロールしましょう。

■仕事にムダが多い

仕事の効率が悪い部下ほど、仕事にもムダが多いものです。仕事の全体の流れを把握していれば、何を優先すべきかも見えてくるものですが、入社間もない部下だといわれたことをこなすだけで精一杯で、全体が見えていないことがあります。 仕事を与える前に、まずは自分の仕事におけるポジションがどこにあるかを説明し、仕事の流れを説明してあげましょう。 全体が見えると、自分の仕事における優先順位が理解できることもあります。自分の仕事を細分化させて、何を優先すべきかもしっかり教えてあげましょう。 部下の中には、あえてムダな仕事ばかり優先する社員もいます。会社は全体で仕事を行うため、楽な仕事を率先してやっていれば、面倒な仕事は他の社員がやってくれると重い、率先してムダな仕事をする部下もいるものです。 仕事をしたくない部下には口で注意するより、スケジュール管理を徹底することでムダをなくすようにしましょう。 仕事の優先順位も決めておき、納期をしっかり定めておくと、ムダな仕事から行うことを防ぐことができます。

■まとめ

部下が育っていく過程を見るのは、上司冥利につきるものです。最初は頭を抱えることも多いかもしれませんが、一つずつ丁寧に教えていけば、急成長を遂げる部下も出てきます。短期間で問題を解決しようと思わず、長期的に取り組んで部下を育てていくようにしましょう。