■一人で入浴するようになっても、チェックは必要!?

小学生になったら、そろそろ意識しておきたい「子どもの一人入浴」ですが、最初から全てを完璧にできるわけではありません。お風呂から上がったあとのチェックは必須と考えておきましょう。 女の子の場合で多いのが、シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しです。特に髪が長く、お手入れが大変な子どもの場合、「きちんとやったつもりでも、残ってしまった!」なんてこともありがちです。 男の子の場合、「とにかく早く出たい!」という気持ちが強いと、体を洗うのが雑になってしまうケースがあります。両方とも、お風呂上りのチェックを習慣化することで、髪や頭皮、ニオイなどの気になるトラブルを防げることでしょう。 また子どもの自立を意識して、比較的幼い時期から一人入浴にチャレンジする方もいます。子ども自身が嫌がっていないのなら、それももちろんアリだと言えるでしょう。 とはいえお風呂は、家庭内でもっとも水の事故が起こりやすい場所でもあります。子どもの入浴中は、きちんと安全が確保できているかどうか、細心の注意を払う必要があります。

 

■迷っている間が幸せな時期!?

子育てをしていると、どんどん子どもが成長していくのを実感できます。一人で入浴するのはいつから?なんて悩んでしまうのも、子どもが大きく成長してくれた証しだと言えるでしょう。 とはいえいざ「今日から一人で」と言われてしまったら、その後、子どもと一緒にお風呂に入れる機会は激減してしまいます。迷っている間が、実は幸せなときなのかもしれませんね。 具体的なタイミングは、家族で納得して決定するのが一番です。「もうそろそろかな……!?」と意識し始めたら、一人で入浴する作法を子どもにしっかり教えると共に、「今の幸せ」をかみしめておくのもオススメですよ。

177-2

 

■まとめ

子どもと一緒にお風呂に入る習慣は、大体10歳前後で卒業しているご家庭が多いようです。子どもの心や体の成長、そして一人でできることが増えてくることから、自然とそうした流れになっていくのかもしれませんね。 とはいえ、子どもの方が全く疑問に思っていない場合には、パパやママの方から「自立」を促していくのもあり。「最初から全部一人はやっぱり不安!」なんてときには、「後で行くから先に入って洗ってて!」なんて声をかけることで、自分でできることを増やしていけるのではないでしょうか。 今回紹介した内容も参考にしながら、ご家庭ごとのベストを探ってみてくださいね。