子どもがまだ赤ちゃんの頃は、お風呂のお世話を全てママ・パパが行うのが当たり前のこと。しかし子どもの成長と共に、「いったいいつまで親子でお風呂に入るんだろう?」なんて迷いも生まれがちですよね。特に子どもが「異性」の場合、判断に迷う!というママも多いのではないでしょうか。 また子どもが同性であっても、自立を促すためには、「一人で入る」という経験が必要になってきます。では具体的に、子どもと一緒にお風呂に入るのは何歳ぐらいまでなのでしょうか。気になるポイントを解説します。
■小3から小5で、自然と卒業する子どもが多数
ママにとっては「いったいいつまで子どもと一緒にお風呂に入って良いのだろう……」と悩みがちなポイントですが、実は案ずるよりも産むが易し!? 子どもの方から自然と、「これからは一人で入る!」と宣言するご家庭も多いようです。時期は大体、小学校3年生から5年生程度。子どもの方から切り出され、タイミングを迎える方が少なくありません。 大体10歳前後のこの時期、子どもは思春期の入り口へと差し掛かってきます。常に「ママと一緒」が当たり前だった子どもにとっても、「自分自身」を見つめる時期に突入していくのですね。 また男の子も女の子も、大人に向けた体の変化が始まる時期でもありますから、ごく自然に「一人で入る」という決断にもつながるようです。 さらにこの頃になると、以下のような理由から「一人で入る」ことを選択する子どもも増えてきます。 ・塾通いや自分の都合のため
・友だちの影響で さまざまな都合により、パパやママと入浴するタイミングがずれるようになれば、自然と「一人で入る」という日が増えていき、それが習慣化していくことが考えられます。 またこの頃になると、友だち同士の情報交換も活発になるもの。友だちから「お風呂は当然一人で入っている!」なんて話を聞いて、「よし自分も!」と考える子どももいます。
■なかなか卒業できない子どもには?
子どもの性格によっては、この時期を迎えても、一人でお風呂に入ることができない!なんてケースもあります。特に子どもが異性の場合、「親と入浴すること」についてなんとも思っていない様子だと……ちょっと焦ってしまいますよね。 こんなときには、ママの方から「今日から一人で入ってみたら?」と提案してみるのもアリ。意外とすんなり受け入れてくれるかもしれません。 「どうしてもいやだ!」と言う場合には、何か子どもなりの理由があるのかもしれませんから、耳を傾けてみるのも良いでしょう。その問題さえクリアできれば、意外とすんなり一人で入浴できるようになるかもしれませんね。 一度、一人で入浴できれば、自信を身につけ一気に成長していく子どももいます。なんだかんだと理由をつけて、「今日はママ、一緒にお風呂に入れないの。一人で入ってきてね」と促すのも良いでしょう。 自立心を育てることにもつながるはずです。