“朝活のメリット”や“実際にあるユニークな朝活イベント”
“子どもの朝活”成功者の声
一方で“子どもの朝活”がうまく軌道に乗っている家庭もあり、メリットを語る親たちの声が相次いでいます。 「早起きできるってことは、自律できてる証拠。結果的に勉強もできるようになった」
「夜遅くまで勉強させるよりは、“朝活”をさせた方がいいリズムを作れます」
「ウチの息子は、朝は計算と漢字を主に取り組んでる。習慣化してきたら苦労もない」
「私の周囲では、勉強のできる子は皆“朝活”しているかな」
“朝活”といっても、取り組む内容は勉強に限りません。ある家庭では、「我が家ではあえて“朝だけ”自由に遊んでいいことにしてる」「朝は時間が限られるから、ゲームでもなんでもメリハリつけられるのでおすすめ」と独自のルールを設けています。
実際に行われている自治体主導の“朝活”
家庭ごとの取り組みだけでなく、町全体で“子どもの朝活”を推進している自治体もいくつかあるよう。
北海道芦別市は、長期休み中の朝活支援事業として「缶バッチづくり」を開催。「長期休業中における午前中の望ましい生活習慣の定着」を目的とした取り組みで、実際に参加した親子は多かったとか。芦別市は成果として、「親子で体験活動に取り組む意義を実感できた」とコメントしています。
兵庫県西宮市が取り組んでいるのは、「まわしよみ新聞」という朝活。子どもたちが新聞を持ち寄り、皆で回し読みを行います。各自「気になる記事」を切り取りプレゼンを実施。切り取られた記事を1枚の記事にまとめれば、新しい「まわしよみ新聞」の完成です。