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個人で投資を始めるとなると、どうしてもまとまったお金を用意して行うといったイメージがあるのではないでしょうか。そのため、お金に余裕がないと投資信託に興味はあっても自分とは関係ないと考えがちです。 ですが、投資信託は小額からでも始めることができるのです。一般的には1万円くらいから始められるのですが、中には100円といった金額から始めることができるものもあるのです。

■投信信託って何?

そもそも投資信託というのはどんなものなのでしょうか?投資と名前が付きますから投資であることは理解できると思います。 投資信託というのは金融商品の一種で、小口の資金をあつめて国内や国外の有価証券や金融商品に投資をするものです。そこで得られた利益を投資をした人に分配するものです。 簡単に言えば、資産管理を行う業者を信用して資金を託すということになります。これを省略した名称が投資信託ということなのです。 それを行う銀行が信託銀行ということになります。もともとは元本が保証されないということで証券会社のみの扱いだったのですが、1996年から2001年にかけて行なわれた金融ビックバンによって大きく規制が緩和されています。 そのため、現在では、銀行や保険会社、また、郵便局なども扱うようになっており、独自の商品を販売しているのです。

■少額の投資信託は?

一般的に個人投資と言えば株式の売買ですが、この場合、1株の金額×最低でも購入しなければならない株数となります。これは、株式を発行している企業によっても異なりますが、それなりの資金が必要となってきます。 投資信託の場合、個人で株式や金融商品の取引を行うわけではなく、大勢の投資家からお金を集め投資信託を行う企業が金融商品の取引を行います。 ですから、まとまったお金は必要なく少額で投資することができるようになっているのです。多くの場合、1万円から始めることができるため、お小遣い程度でも始めることができるのです。投資金額が少なければリスクも高くなることはありません。 通常だと1万円くらいなのですが、積み立てを使用するサービスであれば、月額で5000円や1000円といった金額で始めることも可能です。 一部の証券会社ではワンコインで始めることができるのです。ワンコインといえば、ランチ等で500円のイメージですが、そうではありません。100円なのです。 この金額になると、もう自販機やコンビニなどでジュースやコーヒーを購入するくらいの感覚になります。子どもの小遣い程度で始めることができるのです。