■子どものストレスにはどう対処する? 親が意識したい3つの方法

子どものストレスを感じとったら、周囲の大人が早めに対処することで、子ども自身がストレスを上手に乗り越えていける可能性が高まります。3つの対処法を紹介するので、ぜひ意識してみてください。 ★子どもの気持ちを受け止める まず大切なのは、子どもにとってママが良き理解者であるということを、示すことです。たったそれだけでも安心し、ストレスを乗り越えられる子どもも少なくありません。 子どもがイライラしているときには、「どうしたの?」と優しく聞いてみるのも良いでしょう。子どもの言葉に耳を傾け、「そう、それは嫌だったね」と共感してあげるだけでも、子どもは安心するものです。 子どもにとって、自分の気持ちを伝えるのは非常に難しいことです。うまく話せないからといって遮ることは止めましょう。「いつでも聞いてくれる」という環境を整えることが大切です。 ★親子で一緒に遊んでみる 大人がストレスを解消したいときには、運動したり、ストレスの原因から遠ざかってみたりします。子どもにとっても、これは有効な方法です。ぜひ親子一緒に、思い切りはしゃぎながら遊んでみてください。 公園に出かけて体を動かすのも良いですし、レジャー施設に出かけてみるのも良いでしょう。時間に余裕がないときには、家で創作遊びやこちょこちょ遊びに興じるのもオススメですよ。思い切り笑うことで、気持ちも自然と切り替わります。 ★自身のストレスをぶつけない 人間にとってストレスは欠かせないもので、ゼロにすることはできません。子どもであってもそれは同じで、「ストレスをなくす」よりもむしろ「うまく付き合っていく」ことを教えてあげましょう。 このときに、教えてはならないのが「間違ったストレス解消法」です。ストレスが溜まると「弱い者」へと攻撃が向けられるケースも少なくありません。ママにとっても、ストレスが溜まることはありますが、それをそのまま子どもにぶつけるのはオススメできません。 子どもがさらなるストレスを溜めてしまうと共に、「弱い者に当たる」という間違ったストレス解消法を身につけてしまいます。

 

■まとめ

幼少期の子どもにとっても、ストレスは他人事ではありません。人生において、長く付き合っていくものだからこそ、「上手な発散方法」をこの時期から教えてあげたいところです。 親にとってまず大切なのは、子どもの気持ちを的確にキャッチすることです。その上でストレスの原因を突き止め、対処法まで、生活の中で教えてあげられると良いですね。