デスクワークが多いパパは、肩や腰、目などに疲労を溜めがちです。 ママの愛情を込めたマッサージで、その疲れを癒してみてはいかがでしょうか。夫婦のコミュニケーションとしても、役立ってくれることでしょう。 デスクワークが多いパパの疲れを癒すなら、ぜひこちらのツボを意識してみてくださいね。辛い症状を和らげてくれるツボを5つ紹介します。
■腰痛解消なら「崑崙(こんろん)」
デスクワークメインのパパに多いのが、「腰痛」に関するお悩みです。 長時間同じ姿勢をキープすることで、椎間板に負担がかかってしまうほか、運動不足が原因で正しい姿勢を維持するための筋力が低下してしまうことも、腰痛の原因だと言われています。 辛い腰痛に悩まされたときに、ぜひ意識したいのが「崑崙(こんろん)」というツボです。こちらは、足首にあるツボとなります。 「崑崙(こんろん)」の具体的な場所は、かかとの骨の上のくぼんだところです。かかとを指でつかみ、優しく上へと滑らせていくことで、「崑崙(こんろん)」を見つけやすくなります。下半身の血行を良くして、辛い腰痛を軽減してくれることでしょう。 崑崙を刺激するときには、親指の先を使って優しく押すのがコツとなります。ママの膝の上にパパの足を乗せて、気持ち良いと思える範囲で刺激してみてください。
■首コリ解消なら「少沢(しょうたく)」
パソコンの使用時間が長いと、首コリ症状も気になるものです。首を直接マッサージするのも良いですが、手のひらにあるツボを刺激して、気の巡りを良くすることから、バランスを整えていきましょう。 「少沢(しょうたく)」は手の甲の、小指の爪の生え際にあります。外側を意識して刺激すると良いでしょう。こちらも、指を使って優しく刺激してみてください。 手の甲にあるツボは、他方の手を使えば自分でも刺激することが可能です。しかしそこをあえて、「ママがパパの手をとり、やってあげる」というところに魅力があります。お互いの体温を感じながら、気持ちの良いコミュニケーションを楽しんでみてください。
■肩こり解消なら「肩外兪(けんがいゆ)」
首のコリと共に、悩む人も多いのが肩こりです。パソコン作業が多い人にとっては、もはや職業病と言っても良いでしょう。長時間同じ姿勢でいることが原因で筋肉のこわばりが生じ、血流を阻害することから痛みや違和感が発生すると言われています。 そんな肩こりを解消したいときには、「肩外兪(けんがいゆ)」と呼ばれるツボを刺激してみてください。 肩甲骨の上、内側の隅のところにあるツボです。肩甲挙筋という筋肉にあるツボで、特に姿勢の悪さから引き起こされる肩こりに、効果的だと言われています。 「肩外兪(けんがいゆ)」を刺激するときには、肩甲骨や胸元周辺の筋肉をほぐすよう、マッサージと一緒に行ってみてはいかがでしょうか。重くなった肩も、軽くなりそうですね。
■目の疲れなら「風池(ふうち)」
パソコンの画面を長時間見続けると、避けられないのが眼精疲労です。 目に悪いのはもちろんのこと、頭痛やめまい、吐き気などの症状を引き起こすこともあります。こちらもツボ押しで、早めの解消を目指してみてください。 目の疲れに効果が期待できるツボは、「風池(ふうち)」です。人間の後頭部にあるツボで、後頭部を抱えるようにして髪の生え際へと指をあて、少しずつ上へと滑らせていくことで見つけられます。 上を向いたときに手が止まれば、そこが風池(ふうち)です。押したときに、「気持ち良いな」と思えるポイントを探してみましょう。 風池(ふうち)を刺激すると、頭全体に心地よい刺激を受けられます。眼精疲労に良いのはもちろんのこと、頭痛や薄毛トラブルの改善効果も期待できます。親指をぐっと押し込むようにして、ツボを刺激してみてください。