“ひとつの缶詰”から可能なフードドライブ


どうしても各家庭ごとに出てしまう“余った食材”。この余った食材を有効に活用する手段として、“フードドライブ”という活動が注目を集めています。フードドライブを推進する「セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)」のサイトには、「フードドライブとは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動」と記載があります。

 

特に喜ばれる食品は、「お米(白米)」「パスタ」「醤油などの調味料」「インスタント、レトルト食品」「肉、魚などの缶詰」「コーヒー、お茶などの嗜好品」とのこと。“フードドライブ”のメリットとして、「たったひとつの缶詰からでも」寄付することが可能です。

 

フードドライブは申し込みさえすれば誰でも実施でき、手順は「実施する場所を決める」「実施を周囲に伝え、食品を募る」「集めた食品を2HJへ送る」「活動の成果を参加メンバーで共有する」の4ステップのみ。

 

「2HJ」のパンフレットには、「『もったいない』を『ありがとう』に変えるアクションをあなたから」とのキャッチフレーズが。どうしても余った食材が出てしまったら、“フードドライブ”にトライしてみるのも良いかもしれませんね。

 

文/牧野聡子