■しんどいときは、少しずつ距離を置いてみよう
ママ友との関係性においては、「最初はいい人だと思ったけれど、やっぱり何かが違う……」なんて感じてしまうケースもあります。 特に子ども同士が仲良しで、仲良くなったママ友の場合、こんなケースに陥りがちです。相手のことをよく知らないまま、「子ども」をきっかけに急激に距離が近付くために、違和感も抱きやすいというわけですね。 最初から「つかず離れず」の距離をキープするのがベストですが、いったん距離が縮まった後でも、それをリセットすることは可能です。ただし、あからさまに距離を置きすぎると、相手を傷つけてしまう可能性もあるので、注意しましょう。 「仲良くするのがしんどいな」と思ったら、ぜひママ同士の距離を少しずつ置いてみてください。具体的には、以下のような行動を起こすのがオススメです。 ・仕事を始める
・お迎えなど、顔を合わせる機会を減らす
・おしゃべりでは、聞き役に回る
・「二人きり」ではなく、他のママも引き入れてみる
・数回に1回は、お誘いを断る ママ同士の距離感が近付くのは、「お互いに一緒に過ごす時間が長いため」でもあります。 この時間を徐々に減らしていくことで、ママ友との関係性にも変化が生まれます。 また自分のことをアレコレと話し、盛り上がるのはオススメできません。「距離を置きたい」という気持ちが伝わりにくくなってしまいますし、「そういえば、この前言っていたアレ、どうなった?」なんて、会話のきっかけになってしまうことも考えられます。 ママ友との関係性をむやみに悪化させないためには、「角の立たない方法で忙しさをアピールする」ことや、「基本的には笑顔で対応する」ことが重要なポイントとなります。仕事や習い事は、非常に効果的な「忙しい」アピールになりますから、新たな行動を起こしてみるのもオススメですよ。
■子どもの関係にママが関わるのは、幼稚園時代まで
ママ同士、子ども同士の関わりに悩む女性は多いですが、子どもの成長と共に、徐々に減少していく傾向があります。これは子どもが大きくなれば、お友だちとの関わりにおいて、ママのサポートが必要なくなっていくためです。 自分たちで約束をして、自分たちの行動範囲の中で遊ぶようになりますから、「ママと子どものセットで誘われて、正直気が重い……」なんて状況は格段に少なくなるでしょう。 「所詮数年のこと」で、ママが気持ちをドンヨリさせたり、モヤモヤしたりするのは非常にもったいないことです。ママ友との関係性に悩む時間を、大切な家族の時間を充実させるために活用するのがオススメですよ。
■まとめ
子ども同士の仲が良いと、「ママ同士も仲良くしなきゃ!」なんて、頑張るママも多いはず。 しかしもともとタイプの違うママ友と、子どもに合わせて濃く深く付き合っていくのは大変なことです。ストレスを溜めて、家庭内にも悪影響が出てしまえば……非常に残念な事態だと言えるでしょう。 子ども同士の人間関係にママが関わる時期はごくわずかで、気の合わないママ友とは、その内自然に疎遠になっていくものです。その瞬間が少し早くなったとしても、あまり問題はありません。子ども同士が仲良しのままでいられるよう、相手への配慮を忘れずに、徐々に距離をおいてみてくださいね。