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主婦であり、ママであるからこそ「資格を取得してもっともっと輝きたい!」と思うこともありますよね。女性として、社会人として、自身の能力をより一層高めてくれるような資格が、世の中にはたくさんあります。「いつか取得したい」ではなく、「今頑張ろう!」と決めることで、人生の幅も広がっていくものかもしれません。 とはいえ現実的に考えると、主婦業やママ業、仕事をこなしながら学習時間を確保するのは、決して簡単なことではありません。だからこそ、大切なのが「学習計画表の作成」です。主婦の方にオススメの「資格取得を達成できる! 学習計画表作成のコツ」を紹介します。

 

■まずは試験日を確定させよう

主婦の学習計画表を作成する際に、初めにやっておきたいのが「試験日の確認」です。公の試験であれば、公式ホームページなどに試験日程が公開されています。もし明確な試験がない場合は、自分なりの「最終目標日」を設定するのがオススメです。 試験日や最終日を決めることは、勉強に関する「ゴール」を設定することと同意です。長いマラソンであっても、頑張れるのはその先にゴールがあるからこそ。モチベーションアップのためにも、まずはこちらを確認しておきましょう。 資格試験の場合には、受けられる時期が限定されているものも多いです。「ただ闇雲に勉強したけれど、気付いたときには試験日を過ぎてしまっていた!」なんて失敗がないよう、きちんと確認してみてくださいね。 ゴールが明確になれば、今からその日まで、どれだけの時間が残されているのかも把握しやすくなります。どの程度のペースで学習を進めていけばよいのか、はっきりつかめることでしょう。またあまりにも余裕がない場合、「来年の試験を目指して勉強する」など、自身の状況に合わせて調整することも可能です。

 

■学習内容の確認と時間配分をしよう

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次は、最終日までに行うべき学習の内容を確認します。独学で学習をする場合には、参考書や問題集の「目次」をチェックしてみると良いでしょう。どれだけ学習するべき内容があるのか、目次ページを見れば一目瞭然です。 もちろん「一通り参考書をやる時間」のほかにも、「練習問題に取り組む時間」や「過去問に取り組む時間」なども確保しておくようにしましょう。 自分に必要な学習内容をリストアップしたら、最終日までの時間の中に、それらを当てはめていきます。「この単元は苦手だから、時間がかかりそうだな」など、ある程度の時間配分も考えておくのがオススメです。 主婦の学習計画表作成においては、「スケジュールを明確にし過ぎない」こともコツとなります。主婦の仕事は非常に忙しく、また突発的な事態も多いもの。細かくスケジュール設定したところで、計画倒れになるのが目に見えているからです。 「1週間」や「1ヶ月」単位で、やんわりとスケジュールを組んでみてください。