■問題も付箋に書けば、何度でも復習OK

学習した内容が本当に定着しているかどうか、確認するために役立つのが問題集です。問題集を使った学習方法では、「次々と新しい問題にチャレンジする」よりも「同じ問題集を数回繰り返し、確実に身につけていく」のが効果的だと言われています。 ここで活躍するのが付箋で、問題文をこの付箋に書くのがオススメです。ノートにそれを貼り付ければ、自分専用の問題集が出来上がります。 付箋を使うメリットは、「終わった問題を剥がして、また別のページに貼り付ける」ことで、何度も繰り返し取り組めるという点です。 時間がないときには、「間違えた問題のみ」をピックアップしてまとめるのもオススメです。貼られた付箋から傾向をつかめば、自身の弱点を知ることにもつながります。 きちんと理解できた問題は、付箋を剥がしていきましょう。剥がして溜まった付箋が、自信にもつながりそうですね。

 

■自分専用の参考書を作ろう

大人の学習にも欠かせないのが、参考書です。どんな使い方をするのかには、個人差があります。どう使い込むのかによっても、学習効果は大きく変わってくるでしょう。 参考書は、「ただ読んでいるだけ」ではなかなか理解が進まないもの。付箋を使って、ぜひ自分流にアレンジしてみてください。 【自分なりのまとめを付ける】 参考書の記述を読んでも、「なんとなく頭に入ってこない」なんてことはありませんか? これは記載されている文章の中身を、きちんと理解し、自分なりに消化できていない証拠だと言えます。 自分の頭の中でかみ砕きながら、「自分の言葉でまとめを作る」という作業を行うことで、理解度は大幅にアップします。その内容を付箋に書いて貼っておくことで、後から見返したときでもすんなりと理解が進むことでしょう。 【見えない部分を作って、オリジナル問題集にしよう】 しっかりとした紙で作られた付箋は、参考書に貼り付けるだけで「目隠し」ができます。文章の一部分のみを目隠しすれば、簡単に「穴埋め問題」を作ることができるのです。 もちろん、上で紹介した「問題文を記載した付箋」を、直接参考書に貼り付けるのもオススメです。関連箇所の把握がしやすく、学習効率化にも役立ってくれることでしょう。

 

■まとめ

小さく、華やかなアイテム多い付箋は、「目印」として活用する方も多いのではないでしょうか。しかしさまざまなタイプの付箋が登場している今、より積極的に活用することで、学習の効率化も進めてくれる画期的なアイテムとなっているのです。 ・勉強がなかなか進まない


・そもそもどうやって勉強すれば良いのかわからない このような悩みを抱えたときには、ぜひ付箋を活用した勉強テクニックも実践してみてください。自分が望む結果を、得られるのではないでしょうか。