■寝室は快適な環境に
生まれてすぐに夜通し寝てくれる赤ちゃんはほとんどいません。赤ちゃんはお腹が空いたり、おむつが汚れたり、うまく寝付けなかったりで夜は頻繁に起きます。中でも最もママが気づきにくいのが、部屋の環境ではないでしょうか。 敏感な赤ちゃんは、温度、湿度が快適でないと眠りにつけなかったり、空気中にハウスダストが多いと不快に感じたりします。 ベビー用品店には、快適な指数が分かるようになっている温湿度計が売られているので、そういったグッズを用意しておくのもオススメです。空気清浄機もあると安心ですね。
■ストック品の収納場所を用意する
赤ちゃんが生まれてからしばらくは、たくさんのストック品を準備しておく必要があります。ミルクやおむつ、おしりふき、ガーゼなど、意外とすぐに消費されていくため、常にある程度のストックを用意するようになります。 そんなときに困るのが、ストック品の置き場。意外と場所を取るため、現時点で収納に余裕がない方は、事前に家の中にストック場所を確保しておくようにしましょう。 ハイタイプのベビーベッドを準備されているご家庭では、その下の空間に余裕があるので、ストック品の収納として活用しても良いでしょう。ない場合は、おむつだったらトイレの棚の上や、ミルクだったらシンクの下など、置ける場所を空けておくようにしてみてはいかがでしょうか。
■シーンに合わせたお世話グッズをまとめておく
お風呂上がり、おむつ替え、ミルク作りなど、そのときに必要なグッズをひとまとめにしておくと便利です。 例えば、お風呂上がりの場合は、乾燥対策のベビーオイルやクリーム、おへそケア用の綿棒などをセットに。おむつ替えの場合は、おしりふきと数枚のおむつ、おむつ処理用の消臭袋などを小さなかごや箱にまとめて入れておくと、必要なときに手際よくお世話できるのでオススメです。 特におむつは、朝10枚程度かごに入れておけば、1日に何回おしっこやうんちが出ているか数えやすくなります。検診では保健師さんに必ず回数を聞かれるので、ママにとっても便利です。 慌てて必要な準備を始めるというご家庭は多いでしょう。特に共働きの夫婦はママが産休に入ってから準備をしはじめることもあるようです。 しかし、妊娠8ヶ月頃から妊婦さんの体は徐々に動きづらくなり、以前のように外出するのが難しくなってきます。そして、あっという間に出産の日を迎え、準備不足のまま赤ちゃんとの生活が始まります。 そうならない内に、赤ちゃんを迎える準備は少しずつ進めておくようにしてくださいね。