■父親が育児を手伝うことで夫婦の関係も良くなる
子供が生まれるとそれまでの夫婦関係から大きく変わってしまいます。それまでは妻は夫のサポートをしていたかもしれませんが、子供が生まれると同時に夫から赤ちゃんにシフトしてしまいます。 夫としては、妻の自分への関心が薄れてしまったのではないかと不安になる場合もあるかもしれません。 ですが、それは子供が小さいうちだけだから。と考えるのは危険なのです。実際に調査結果から、子供が生まれる前の信頼感と、子供が生まれてからの信頼感はその内容が大きく違っているのです。 子供が生まれてからは、家事を手伝ってくれたり、一緒に育児をしてくれたりといったことが信頼感となっているのです。 ということは、家事も育児も妻任せの家庭より、一緒に家事も育児もしている家庭のほうが、お互いの信頼感も高まり、夫婦関係も円満になるのです。 子供の成長において夫婦円満というのは、安心感を与えリラックスをさせることができるのでとても大切なのです。
■夫婦喧嘩は仕方がない
どんな夫婦であっても、多少の夫婦喧嘩はあるものです。ですから、夫婦喧嘩をしないようにすることも大切ですが、それ以上に子供の前での夫婦喧嘩をどうするか。というのも大切です。 まず、子供の前では喧嘩はしないというのは大切です。もちろん、雰囲気でバレてはしまうのですが、直接は見せないのが大切です。また、その場で終り。後腐れはなし。というのも大切です。 夫婦喧嘩は子供に強いストレスを与えてしまいます。ですから、できるだけその時だけで長引かせないというのが大切なのです。 夫婦喧嘩というのは子供にとって恐怖でしかありません。喧嘩の後は優しく接することでリラックスさせるというのは大切なのです。 赤ちゃんの場合、話しかけても言葉の意味は理解できませんが、表情や声のトーンから安心することができるのです。
■まとめ
夫婦の関係というのは子供に強く影響を与えてしまいます。特に赤ちゃんはまだ言葉を理解できません。ですから、表情や声のトーンや大きさで安心したりストレスを感じたりするのです。 良い子に育ってもらいたいのであれば、子供の教育を考える以上に、まずは生活環境を考える必要があるのです。夫婦の仲が良ければそれだけで子供にとってはベストの環境なのです。