家庭は家族みんなが集まる憩いの場ですよね。常に笑っていられればいいのですが、イライラしているときもあります。そんなとき、その気はなくてもつい当たってしまうということもあるものです。 たわいもないことで夫婦喧嘩をしたりというのは、お互いに人間ですから仕方のないことです。本人同士はすぐに仲直りをすることもできますが、その状況は子供にはどう映っているのでしょうか。
■夫婦は仲良しが一番
子供を産むと、女性の多くは夫より子供が優先ということになります。愛情がなくなったわけではないのですが、どうしても子供が中心の生活になってしまいます。旦那さんも理解してはいるのでしょうが、寂しい気持ちもあるのではないでしょうか。 夫婦の関係が悪いとまではいかなくても、ぎくしゃくしていると子供はその雰囲気を敏感に感じ取ってしまうのです。 その雰囲気を感じ取ると、なんとかその関係を修復しようと努力をするのです。 子供は、パパもママも同じに大好きなのですから。 ですが、その努力の甲斐もなく、夫婦間の雰囲気が悪くなってしまうと、子供は自分に責任があると感じてしまうこともあるのです。喧嘩をしているところを見せなかったとしても、雰囲気で感じ取ってしまいます。 ですから、子供の成長に関しては、夫婦の仲が良いということはとても大切なのです。夫婦が仲の良い環境であれば子供もリラックスできるのです。 そうでない場合、リラックスできないばかりか、ストレスに感じてしまうのです。子供に責任を感じさせたり、ストレスを感じさせる夫婦というのはどうでしょうか?やはり、仲が良いのが一番ですよね。
■父親も育児に参加しよう
父親はどうしても、外で仕事をするためなかなか子育てには参加しにくいというのもあるでしょう。仕事で帰ってきたときにはもう寝ている。 また、朝仕事に出るときにはまだ寝ているといったことも少なくありません。ですから、なかなか育児に参加できないというのは仕方のない部分もあるかもしれません。 近年は夫婦共働きというケースもあり、母親に任せっきりというのは少なくなってきています。ですが、どうしても中心は母親ということは多いのかもしれません。 その育児によるストレスは並大抵のものではありません。赤ちゃんのうちは24時間見守ってあげなければいけませんし、夜でも3時間おきに泣いて起こされてミルクをあげなければならないということもあるのです。 もちろん、夫婦で協力して赤ちゃんの面倒を見ることができればよいのですが、それができない場合、せめて母親にねぎらいの言葉をかけるくらいのことはあってもよさそうです。それだけ大変なことをしているのですから。 ときどきは赤ちゃんの面倒をかわりに見てあげて、リフレッシュのために好きなことをさせてあげるというのも大切です。