年賀状の整理、みなさんはどうされてますか?お年玉抽選が終わったら、今年の分を見る機会はほぼなくなりますので、このタイミングに合わせて整理と処分がオススメ。でも、どのくらいで捨てる?整理はどうやってする?という部分は悩みどころではないでしょうか?今日は年賀状の保管期間の目安や整理の仕方、処分時に気をつけたいことなどをまとめてみました。
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1.年賀状の保管期限って決まってる?
(1)みんなはどれくらい保管しているの? 平均は1~3年
年賀状の保管期限は、明確に何年!とは決まっていません。以前何人かにアンケートを取ったところ、1年と答えた方から今まで1度も捨てたことがないと答えた方まで、実に様々でした。平均すると1~3年くらいの方が多かったように思います。 年賀状は仲の良い友人やお世話になっている会社の方などからの近況報告が中心ですし、プライベートな家族写真も印刷されていっる場合が多いので、なかなか手放せないという声をよく聞きます。ですが、ずーっと溜めていると家の保管スペースを圧迫してしまうので、何年持つという我が家のルールを決めて手放すというのがオススメです。 ちなみに私の家は1年保管。お年玉抽選の結果をチェックした後、前年度の年賀状は破棄し、今年1年分のみ保管しています。
(2) 保管期限の決め方
保管期限の決め方ですが、どれくらい残しておけば安心かという基準で考えてみると分かりやすいです。 例えば住所をチェックしたくて保管している方だと、過去1年分あれば足りるのではないでしょうか。今はパソコンで住所録を登録されている方がほとんどだと思いますので、今年届いた年賀状に新住所が記載されていたらその場でパソコンの住所録も変更してしまいましょう。そうすればチェックの意味で年賀状を残しておく必要はなくなります。 1年は厳しい!という方は、自宅の保管スペースに合わせて2年分、3年分と置く場所を確保しておくのも○。 また、過去の年賀状をできるだけ沢山置いておきたい!という方は、スキャンして全てデータにするのもオススメ!これだとコンパクトに保管できる上、見返す時の検索もラク。写真が色あせることもありません。情報は残してあるので、実際の紙は破棄して問題ありません。
2.年賀状の収納方法
年賀状はどのように整理して保管しておくのがいいでしょう?色々な方法がありますが、年賀状を見返す頻度はかなり低いので、整理や収納にもそれほど手間をかける必要はありません。後から見やすいように、ざくっとまとめて保管する程度でも十分です。例えば、
・1年分をゴムでまとめて本棚へ立てる(夫/妻と分けておくと、来年チェックしやすいです) ・袋にひとまとめにして入れて、表に○年分と書いておく ・年賀状を揃えて端に糊をつけて、文庫本のようにする
市販されている年賀状フォルダやファイル(1枚ずつビニールケースに入れるタイプ)は年賀状をキレイな状態で保管できるのですが、捨てるときに1枚ずつ出さなければならず思いのほか手間がかかります。使う際は、長期間大切に保管したいハガキに限定して使用する方がよさそうです。
3.年賀状の捨て方・気をつけたい事
(1)個人情報の流出に注意!
年賀状はゴミの区分分けをすると「ペーパーゴミ」に該当しますが、個人情報の塊ですのでそのまま捨てないように注意しましょう。
・シュレッダーで裁断する ・個人情報の保護スタンプを押す ・ペンで塗りつぶす、破る(少ない枚数の方限定) ・外から見えないよう紙袋などに入れて、開けられないようテープで梱包してから可燃ゴミへ
など、住所が見えないように工夫してから破棄しましょう。年賀状に限らず家に届く郵便物を捨てる時にも個人情報が流出しないように気をつけないといけません。家庭用のコンパクトシュレッダーなどを1台準備しておくと、便利ですよ。
(2)個人情報書類回収BOX~ナチュラルローソン
ナチュラルローソンの店舗内に、「個人情報書類回収BOX」が設置されているそうです。個人情報が含まれた郵便物・DM・クレジットカードの使用明細など持ち込み可能で、それらをローソンがまとめて専門業者(デルエフhttps://del-f.co.jp/個人情報書類回収box/コンビニ用/)まで搬送、その後はシュレッダーにかけられ再生原料としてリサイクルされる仕組みだそうです。便利ですね!現在のところ、この個人情報書類回収BOXが設置されているナチュラルローソン店舗は東京都内に限定されるようですが、もしお近くにある方はぜひ利用されてみてはいかかでしょうか?
ナチュラルローソン 個人情報書類回収BOX
年々配達量が減ってきているという年賀状ですが、私は普段なかなか会えない友人知人とのコミュニケーションツールとして、毎年年賀状が届くのがとても楽しみです。 きちんと整理をしないと!って思うと大変ですが、それぞれのご自宅に合わせて保管・収納ルールを決めてしまうと簡単です。ぜひこの機会にやってみてくださいね。
文/笹田奈美子