人材、ITなどの分野で事業を展開するレバレジーズで営業を担当する緒方奈緒子さんは、現在妊娠8か月。日ごとに大きくなるおなかで部屋をキレイに掃除するのは大変! でもそんな緒方さんを助けてくれるのが、2歳の長女・優衣ちゃんの存在です。

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掃除の時間も貴重な 母子のコミュニケーション

「2歳になったころから、片づけを手伝ってくれるようになって、今ではすすんでおもちゃをしまったり、掃除機をかけてくれる貴重な戦力になりました」  上手にお手伝いを促すコツは、子どもがその気になるような言葉をかけること。 「歌を歌ったり、どっちが早く掃除できるか競争したり…。ママのまねをしたがる年頃なので、私が笑顔で楽しそうに片づけていれば、『私も〜!』となるんです」 「第2子のために」と捨てずに持っているたくさんのおもちゃも、子どもが自分でしまう習慣をつければ散らかることはありません。

「働いていると、平日はなかなか子どもと遊ぶ時間がとれないのが悩み。でも遊びをかねて一緒にお掃除すれば、コミュニケーションにもなって娘も喜ぶし、自分も助かって一石二鳥です」  10月には第2子が生まれる予定の緒方さん。出産前後の忙しい時期も、優衣ちゃんのサポートがあればスムーズにのりきれそう。 「この調子で、お姉ちゃんになってもず〜っとお手伝いしてくれると嬉しいな」

ぬいぐるみと一緒にお散歩気分

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わずか2歳にして掃除機をかけてくれる優衣ちゃん。「手伝ってくれたきっかけは、お気に入りのぬいぐるみを掃除機にのせてみたこと。『パンダちゃんの乗り物だよ〜』と声をかけたら、『一緒にお散歩する!』と、そのまま掃除機をかけてくれるようになりました」

リズムにのせて楽しく片づけ!

お片づけ~♪ お片づけ~♪

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おもちゃで遊んだあとは、「お片づけ〜♪ お片づけ〜♪」と、緒方さんオリジナルの片づけソングを歌いながら手拍子。「思いっきり笑顔で歌うのがポイント。最初はポカンとしていましたが(笑)、今では歌いはじめると、散らかったおもちゃを自分でしまってくれます」  

お風呂に入ったあとは 浴槽と床をお掃除

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一緒にお風呂に入ったあとは、出る前にブラシで浴槽と床を掃除するのが日課。「一緒にゴシゴシしよ♪」と楽しそうにブラシでこすっていると、「優衣ちゃんもやる〜!!」と、自分から手伝ってくれるんです。最後にバーッとシャワーをかけるのも楽しいみたい」

「ママと競争!」とゲーム感覚で楽しく

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なかなか片づけてくれないときは、「いいのかな〜? ママが先にやっちゃうよ〜?」と声をかけると効果的。「子どもは負けず嫌いなので、競争心を刺激すると、『ダメ! 私がやる!』と思うらしくて(笑)。特にペダル式のゴミ箱のふたを開けるのが楽しいみたいです」

上手に片づけられたら きちんとほめ言葉をかけて

自分で しまえるよね?

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リビングの一角は優衣ちゃんのおもちゃコーナー。出し入れしやすいよう、背の低いオープン棚に収納しています。「『自分でできるよね?』と言うと、プライドがあるらしく、すすんで片づけてくれます。『よくできたね〜』とほめるのも大事」  

子どもがすすんで手伝ってくれる

掃除中の悩みのタネだった子どもの存在が、 ちょっとした言葉ひとつで、大助かりの「戦力」に早変わり! 緒方さんがよく使うという5つの言葉を参考にしてみましょう。