通勤時間は、「家庭での時間」にも「業務時間」にも当てはまらない時間です。毎日忙しく過ごすワーママたちにとっては、「この時間さえなければ……」なんて感じてしまうポイントなのかもしれませんね。 しかしこの通勤時間、使い方によっては業務効率をアップしたり、ワーママの能力を高めたりすることができます。 通勤時間は、どう使えば良いのでしょうか。仕事効率を高めるためのテクニックを5つ紹介します。明日の通勤時間から、ぜひ実践してみてくださいね。
■スケジュールチェックと段取り
朝の通勤時間を活用する方法として、定番なのが「一日のスケジュールの確認」です。今日やるべき仕事や、顧客との約束、そして余裕があればやりたいことなどの情報を、頭の中で整理しておきます。 もちろんこの作業は「絶対にやらなければならない」というわけではありません。しかしこの作業をするかしないかで、いざ業務時間がスタートしたときに、効率よくスタートダッシュできるかどうかが変わってきます。 非常に地味な作業に思えますが、実はとても大切なことです。もし「一日のスケジュール」の確認をして時間が余っているときには、「これから1週間の予定」や「1ヶ月の予定」についても、ざっとチェックしておくと良いでしょう。これから先の仕事に対して、見通しを立てながら作業を進めていくことができます。 ちなみに帰りの通勤タイムには、家に帰ってからの家事について、手順を確認しておくのがオススメです。「冷蔵庫のアレとアレで夕食を作っている間に、子どもの荷物をチェックして……」なんて、ある程度計画しておくことで、やはりスムーズに動けるでしょう。
■新聞・ビジネス書に目を通す
通勤時間には、新聞やビジネス書に目を通すのもオススメです。経済の動向を知るために、こうした情報誌は欠かせないもの。しかし日々、家事と育児、業務に追われるワーママにとって、「ゆっくり読む時間を確保する」というのは、決して簡単なことではありません。 通勤時間中であれば、ゆっくりと気になる情報をチェックできますし、子どもに邪魔されるようなこともありません。バス移動で酔うのが心配……というときには、本を読み上げてくれるオーディオブックにも注目してみてくださいね。 新聞やビジネス書そのものを持ち運ぶのは、荷物が増えて大変!という場合には、デジタル機器を活用するのもオススメです。いろいろな本を、その日の気分に合わせて楽しめるでしょう。
■勉強する
自分自身の能力を伸ばしていくためには、やはり「勉強」が欠かせないものです。しかし上と同様の理由で、「今は無理だ」と諦めているママたちも多いのではないでしょうか。 こんなときには、ぜひ通勤時間を勉強時間として活用してみてください。 ・語学習得
・資格取得のための学習 これらは、こまめな勉強の積み重ねが、確かな実力につながっていく分野です。たとえば「英語学習用の動画を通勤時間に30分ずつチェックする」だけでも、1週間に5日、150分確保できる計算になります。スクールに通うのも良いですが、自分自身にやる気さえあれば、こうした方法で学習を進めていく方法もあるのです。 ぜひ「自分が今何を勉強するべきなのか」について、検討してみてはいかがでしょうか。