◆時短勤務が可能の職業とは?

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それでは、時短勤務が可能な職業にはどんな職業があるのか具体的にご紹介することにしましょう。 ●専門事務職 これまでの専門事務職経験を活かしてキャリアを継続したいと思っている方には、時短派遣という働き方があります。 経理、人事、総務といった専門事務職を行なって来た方であれば、これまでのキャリアを継続しながら、家事と育児も大切にしたいという働き方が可能です。 短時間正社員制度の推進が行なわれていますが、実際に導入している企業はまだまだ少なく恒常的に採用している企業は2割に満たないと言われています。 そのため、専門事務職でのキャリアを継続しつつ、家事と育児のための時間も確保したいと思っている方には、時短派遣がおススメです。 ●看護師・介護士・保育士 短時間正社員制度が導入されてその制度が普及している職業として、看護師・介護士・保育士があります。 これの職業はどれも人手不足の傾向が高いため、他の職業に比べて短時間正社員制度の普及率が高くなっています。厚生労働省の発表によるとこれら3職種を含む医療・福祉分野業界での一時的に短時間正社員制度を導入している割合は57.6%、恒常的に短時間正社員制度を導入している割合は17.3%で、全業界の平均はそれぞれ45.5%、13.5%となっていますので、これらと比較すると高い割合であることが分かります。 そのため、看護師・介護士・保育士の資格を持っている方は、短時間勤務の仕事を見つけやすいと言えるでしょう。 ●テレフォンオペレーター コールセンターで働くことの多いテレフォンオペレーターは、シフト制勤務を導入しているケースが多いため、時短勤務が可能な職業と言えます。 テレフォンオペレーターの仕事には、大きく分けるとインバウンド(受信業務)とアウトバウンド(発信業務)があります。 インバウンドは、お客様からの問い合わせ対応、ショッピング注文受付、サポートデスクなど多岐にわたります。 アウトバウンドは、セールス電話、アンケート調査、会員申し込みの本人確認などを行なうことになります。 どちらの業務も、事前研修が行なわれ、受け答えのマニュアルなどが用意されていますので未経験者でも行なうことが出来ます。 ●販売員 デパートやアパレル業界などの販売員は時短勤務が普及している職業と言えます。 職務内容は、来店されたお客様をお迎えして、お客様の要望をお聞きして、商品の説明を行ない、会計、お見送りまで行なうという仕事があります。 また、商品の検品やディスプレイなども大切な業務のひとつになります。さらに、来店されたお客様がより快適により便利に買い物ができるように整理整頓を行ない清潔で快適な環境作りも大切な職務になります。 接客のプロとして、お客様のよきアドバイザーになることも重要な業務になります。

 

家事と育児を大切にすることが出来る時短勤務が叶う職業の特徴や具体的な職業についてご紹介して来ました。よろしければ職業選びの参考にしてみて下さい。