■炊いた後にお米がパサパサになってしまった場合

お米を普段通りに炊いたつもりでも……状況によってはパサパサになってしまうことがあります。 ・炊飯器を保温状態のままで、放置してしまった


・炊飯時の水が足りず、固くなってしまった これらの場合には、専用の救済テクニックを実施しましょう。それぞれのケースについて紹介します。


★長時間保存して、水分が飛んでしまった場合 お米を長時間保存すると、徐々に水分が飛んでしまいます。この水分不足が、お米をパサパサさせる原因になってしまいます。 こんなときには、「蒸す」調理法を取り入れてみましょう。お茶碗にパサパサご飯をよそったら、小さじ1程度の水を振りかけて、電子レンジで加熱しましょう。炊飯器に入ったままのごはんの場合は、お水を振りかけたら、そのまま保温すればOKです。全体に水が行き渡って、ふっくら柔らかな仕上がりになります。 もし、長時間保存が原因でお米に黄ばみが生じているなら、少量の酢を混ぜるのがオススメです。白くてツヤツヤの状態に戻ることでしょう。 ★芯が残ってパサパサになってしまった場合 お米を炊く前の水加減に失敗して、芯が残りパサパサになってしまったお米は、炊き直しをするのがベストです。基本的に、芯が残ったお米の救済は難しいのですが、ほんの少し芯が残った場合には、お水を加えてもう一度炊飯ボタンを押すことで、救済できる可能性があります。 お酒とお水を混ぜていれると、お米をふっくらさせる効果も期待できます。せっかく炊き直しをするのであれば、ぜひほかのテクニックも組み合わせて、より美味しいごはんを目指してみてはいかがでしょうか。

 

■まとめ

どれだけ頑張って食事の用意をしても、ごはんがパサパサで美味しくない状態だと、なんだかガッカリしてしまいますよね。それとは反対に、ごはんを美味しく炊き上げることができれば、食事全体のグレードもアップできることでしょう。 炊いたごはんがパサパサしてしまうのは、何らかの理由で水分が足りていないからです。お米の状況に合わせて、ピッタリの方法でそれをリカバーすることで、失敗したごはんも美味しい状態に近付けることができるはずです。 「なんだか最近、うちのごはんが美味しくない」と思ったときには、ぜひ今回紹介したテクニックを参考にしてみてくださいね。美味しいごはんを食べれば、家族もみんな笑顔になるはず。効果的にパワーチャージしていきましょう!