■競技内容の変化 最近の運動会では、行われる協議そのものにも変化があります。まず、組体操は簡素化したものにしたり、組体操そのものを廃止している学校が多くなっています。これは、競技の安全性を考えてのことになります。組体操に関しては、以前、死亡事故が起こったこともあり、それ以降安全性が問題視されていますよね。 廃止になった代わりとしてダンスを取り入れている学校も多い様です。実際に中高ではダンスが授業の科目になっていたりもしますから、ダンスが入るのは不思議なことではありません。以前ならダンスといえば、フォークダンスだけでしたよね。 騎馬戦も安全性の面から廃止している学校が多くなっています。また、玉入れに関しても競技の方法を変えているようです。以前は子供たちが籠を支えていたのですが、代わりとして先生が籠をもって逃げ回り、その籠に玉を入れるというものです。 玉入れにも危険性はあります。落ちてきた玉が当たるのですがことと、地面に落ちた玉を拾って投げるため、砂を一緒に投げることになり、その砂が目に入ってしまうということのようです。 ■まとめ 開催時期だけでなく、プログラムの内容や全体の時間までも変わってきた現在の運動会。様々な理由があるのはわかりますが、それはほとんど大人の事情というもので子供たちには関係のないことも多いのではないでしょうか。 実際に競技が少なくなったり、時間も短くなり残念に感じている子供たちも多いようです。時代の変化というのもわかりますが、大人の都合を子供たちに押し付けるのではなく、大人も子供も楽しめる運動会を模索していかないといけないのかもしれませんね。