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ふるさと納税というシステムがあることを皆さんご存知のことと思います。けれどもその仕組みについてとなるのと、意外に知らない方が多いのではないでしょうか? ふるさと納税に興味はあるけれども、申し込むのが面倒だと思っている人もいるかもしれません。ですが、ふるさと納税に色々なメリットがあります。 そこで、ふるさと納税の仕組みなどについて調べてみることにしましょう。

◆ふるさと納税とは?

まずは、ふるさと納税の基本的な仕組みについて確認しておくことにしましょう。 ふるさと納税と聞くと、その地域の出身者が行なうように思ってしまいますが、どこに寄付するかは、当事者が自由に選ぶことが出来るシステムになっています。 ネーミングこそ「ふるさと」になっていますが、自分がこの自治体に寄付をしたいと思った自治体に寄付をすれば良いのです。 そうすることで税金の控除を受けることが出来るようになります。また、ふるさと納税を行なったお礼として、金額に応じてその地域の特産品を送ってくれる自治体も多くありますので、ふるさと納税を利用する人は毎年増加の傾向にあります。 ふるさと納税の大きな魅力は、税金控除と自治体からの特産品プレゼントにあると言えそうです。

◆税金の控除金額

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それでは、ふるさと納税の魅力のひとつである税金の控除金額についてチェックしておくことにしましょう。 ふるさと納税として寄付した金額から自己負担金2,000円を除いた金額が所得税と住民税から控除されることになっていますが、控除金額の上限が設定されていて、上限額は年収や扶養家族の人数によって、変わって来る仕組みになっています。住民税所得割額の2割が基本的な上限額となっています。 所得税からの控除は、ふるさと納税をした年の税金から控除される仕組みなっていますが、住民税に関してはふるさと納税を行なった翌年度の税金から控除されるシステムになっています。そのため、住民税の控除額は見込みとして算出されることになります。